世田谷で、ご近所ディナーを楽しもう! Vol.1

手打ちパスタが絶品な世田谷の名店『Trattoria AMENO(トラットリア アメノ)』

仕上げに盛り付ける生うにも存在感抜群。見ているだけでたまらない……!

もしもあなたがうに好きを名乗るなら、絶対に食べておかねばならないうにパスタが世田谷にある。

その正体は、『Trattoria AMENO』の看板メニューである生うにパスタ。手打ちパスタの上には、黄金色を讃えた美しい生うにが溢れんばかりにたっぷり!

2つが絡み合うそのビジュアルは、見るだけで濃厚な味わいを想像できる、そんな垂涎必至の1皿なのだ。

最寄り駅の2駅からはいずれも徒歩10分以上かかるが、繁華街のような騒がしさがないので都会の喧騒から抜け出したいときにもおすすめ

隠れた名店、そう呼びたい本格イタリアン!

井の頭線の下北沢駅と池ノ上駅のちょうど中間地点、淡島通りの坂道を上っていくと現れるのが『Trattoria AMENO』。2010年にオープンして以来、世田谷の地元民に愛され続ける本格イタリアンだ。

一本道を入れば閑静な住宅街という場所に位置し、周りに目立った飲食店がないことから、最初からこの店を目指してくる客がほとんど。

聞けば、この東カレが初のメディア露出とか!まさに知る人ぞ知る、という隠れ家的名店なのだ。

「生うにとカラスミのペペロンチーノ」(2,052円)。2人でシェアしていただくのが丁度いいサイズ

見るからに濃厚、美味しさに悶絶する生うにたっぷりの手打ちパスタ!

訪れた人がほぼ100パーセントの確率で注文するのが、生うにをこれでもかとふんだんに使った濃厚な生うにパスタ。

パスタは「生うにとカラスミのペペロンチーノ」と「生うにとみず菜のトマトクリームスパゲティ」の2種類楽しめる。どちらも見事に人気を二分する存在だが、今回はシェフおすすめの「生うにとカラスミのペペロンチーノ」をご紹介しよう。

お皿の周りには、イタリア産のカラスミ。彩りを添えるイタリアンパセリももちろんイタリア産のもの

オリーブオイルとにんにく、唐辛子をフライパンで熱したあと、ブロード、たっぷりの生うにを投入したらソースの準備は万端。そこに自家製生パスタを絡めるだけ、と作り方はいたってシンプル。

それゆえ料理に素材の味が伝わりやすいと、食材には特にこだわる。

主役となるうには北海道産、時季で一番美味しい種類のものを築地から仕入れてくる。パスタ1皿で使う量は、実に箱うに1列分ほど!

そして忘れてならないのが、手打ち生パスタの存在!常時8種類ほどそろう生パスタの中でも、このメニューには、卵の入った細麺のタリオリーニを使用。粉はイタリア産にこだわり、配合からすべて手作りしているシェフ自慢の自家製麺だ。最後に生うにをこれでもかと盛り付ければ、「生うにとカラスミのペペロンチーノ」が完成!

口の中に運んでまず驚くのが、生うにのとろけるような甘さ。そして細麺のタリオリーニがまたこのソースと絡むこと! 程よいコシのある生パスタを噛みしめれば、生うにとオリーブオイル、ガーリックの濃厚なコクが広がって、思わず悶絶の美味しさだ!

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