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  • ついに出会えた究極の「肉用ワイン」!最高の肉料理に迷いなく頼むこの1本を覚えておこう!

    シンプルな塩味の焼鳥にお薦めのワインとは?

    続いて、焼鳥だ。肉本来の美味しさが力強く感じられて、なおかつ、炭火焼で香ばしい串を求めるなら、浅草『雷門 き介』をリコメンドしたい。

    オープンして10年になる一軒家の洒落た店で、2階にはお座敷もある。デートで行くなら、1階のテーブル席に陣取ろう。大きくとった窓は開放的で落ち着いた雰囲気。デートに最適な空間といえる。


    この店の焼鳥は食べ応えを考えて、どれも大振り。岩手・磐井地方でのびのびと育つ銘柄鶏「おやま鶏」を使っている。

    その肉質は歯切れが良く、味わいは何とも上品。脂はほのかに甘く、塩加減も適度で、清涼感ある白ワインとよく合う。

    串焼き5本盛り合わせ¥1,080。右から、砂肝、レバー、もも、皮、ねぎ間。日によって内容は変動するが、常に銘柄鶏「おやま鶏」を使用。ひとつひとつが大振りで塩加減も絶妙

    柑橘系の酸味と、コクのバランスに優れた白ワイン

    そこでチョイスしたワインが『フレンチ・ルーツ』。ソーヴィニヨン・ブラン100%だ。

    「塩味系の焼鳥にスッと入ってくる感じですよね」。

    ここの店長の小池真人さんが言うとおり、驚くほど馴染む美味しさ。ひとくち飲んで、柑橘系のキレイな酸を感じ、焼鳥を味わってからまた飲めば、今度はキリッとしたミネラル感が立ち現れる。

    炭焼きの香ばしさも引き立てながら、肉の旨みの余韻と見事に調和するのだ。

    フレンチ・ルーツ ソーヴィニヨン・ブラン¥702(グラス)。ボルドー地区にある名門ネゴシアン、ジネステ社が手掛ける。フルーティでバランスが良く、鶏料理にオススメの銘柄だ

    「フレンチ・ルーツには赤もありますが、メルローは軽い醤油味、カベルネ・ソーヴィニヨンは甘辛いタレ味と合う。レバーのタレなんて最高です」(小池さん)。

    フレンチ・ルーツを手掛けるのはボルドーの名門ネゴシアン。バランスの良い仕上がりはさすがで、だからこそ、これほどまでに鶏料理と合うのだ。

    店名:雷門 き介
    住所:台東区雷門2-3-12
    TEL:03-5246-8221
    営業時間:11:30〜LO14:00/17:00〜LO22:30(土日祝12:00〜)
    定休日:無休
    席数:70席
    カード:可
    予約:可
    炭火で焼き上げる焼鳥のほか、日高昆布や香味野菜、鶏ガラで丁寧に取る出汁も美味しいおでんも看板料理。旬素材を使ったシーズンメニューも抜かりなく揃えるシャレた焼鳥店。

    辿り着いた本当に肉と合うワインは家飲みでも楽しめる!

    最後に、本当に肉と合うワインを紹介したい。『リブ・シャック・レッド』には、熟成された赤身肉によく合う、果実のような華やかな香りと樽熟成による深い味わいがある。

    『フレンチ・ルーツ』はソーヴィニヨン・ブランなら、上品な鶏の旨みを引き立てる、柑橘系の酸味とコクのバランス、ほど良いミネラル感がある。

    これらのワインはさまざまなレストランで展開されているほか、小売もしており、家飲みも可能。

    『東京カレンダー』が今回選んだ『熟肉』と、『雷門 き介』、あるいは、自宅でワイワイと! ぜひともこのワインを試してみてほしい。

    『リブ・シャック・レッド』と『フレンチ・ルーツ』の詳しい情報はコチラから!

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