表紙カレンダー Vol.20

話題作が目白押し!戸田恵梨香が語る、1シーン撮るのに1週間の過酷な制作秘話とは!?

4月スタートのドラマとして、新たに映像化されることが決定した湊かなえ作品『リバース』、そして、GW公開の大型映画『無限の住人』に出演予定の戸田恵梨香さん。

今年も進化し続ける彼女に、両作品の制作秘話を聞いてみた。

『夜行観覧車』、『Nのために』とここ数年、TBSでドラマ化された湊かなえ作品は、どれも登場人物や舞台となった街が残像のように脳裏に残るクールでスタイリッシュな映像で、ミステリー好きの大人たちをうならせてきた。

今回、戸田恵梨香さんは、『リバース』で主人公・深瀬和久(藤原竜也)と運命的に出会う恋人を演じる。

「私自身、『Nのために』の大ファンだったので、今回の作品をその制作チームが手がけると聞いたときは、嬉しかったですね。どういう映像で仕上がるのか、早く見てみたいです」

女性の主人公が多い湊作品の中で、『リバース』は男性視点で描かれ、今までとは異なる印象が強い作品。実際の撮影現場でも「実は藤原さん以外とは全然、絡むシーンがない」のだとか。ちなみに、藤原さんとの共演は『デスノート』以来、実に10年ぶり!

「そうなんです。でも、本読みで久しぶりにお会いしたときに思いましたけど、本当に全然変わらない方なんです、藤原さんて(笑)。安定感も相変わらず抜群だし。でもきっと、私自身はこの10年でいろんな変化をしたと思うので、隣に並んだときにどんな絵になるのか、楽しみですね」

さらに湊ファンにとってたまらないのは、最終話はドラマオリジナルのストーリーになるという点。

「原作で描かれている結末は9話までで、オリジナルの10話は湊さんの書き下ろしなんです。また、原作には出てこない元警察官のジャーナリスト(武田鉄矢)というキャラクターも出てきますので、よりサスペンス色が強くなっているかもしれません。ほかにも原作と違う部分がちょこちょこあるので、頭の中で辻褄を合わせていく作業が大変です(笑)」

視聴者がどのキャラクターの目線で見るかによって、捉え方が変わってくるという面白さにも注目だ。

「結末は、まだ台本が届いていないので、私自身も知らないんですよ」と戸田さん。今からテレビではどのような作品になるのか、楽しみだ!

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