2017.03.13

スターバーテンダーの登竜門！世界大会への切符を手にした、日本一は誰だ！？

そして観客が見守る中、ついに優勝者の名が読み上げられた……！！

左から、特定非営利活動法人プロフェッショナル・バーテンダーズ機構チェアマンの北村聡氏、社団法人日本ホテルバーメンズ協会会長の小森谷弘氏、一般社団法人日本バーテンダー協会会長の岸久氏。蒼々たる顔ぶれが厳正な審査を下す。

優勝者は、トップバッターの佐藤健太郎さん！

プレゼンタ―から「ケンタロウ、サトウ」の名前が呼ばれた瞬間、佐藤さんは身体で喜びを表現するように、両手を高く挙げ、喜びを爆発。

ステージに上がる仲間と共に抱き合い、歓喜に包まれた。

審査員は、佐藤さんの選評を以下のように語る。

「キューバの港町「マリエル」と佐藤さんが住む日本の港町「横浜」の類似点からインスピレーションを受け、バカルディと佐藤さんとカクテルがすべて繋がったストーリーとなっている。また、カクテルはどこにでもあるシンプルな材料で作られていながらも、新鮮な味わいがある。これらの要素に、世界で永く飲まれ続ける「レガシーカクテル」になるポテンシャルが高いと感じられた。」

バーテンダー歴19年で、今年の5月には40歳になるという佐藤さん。「30代の内に日本一」という目標をクリアし、「30代最後に世界一」というもうひとつの夢にも王手をかけた。

表彰式後のインタビューでは、「バーテンダーとして、その人の人生の1ページになりたい」というひたむきな思いが結実した優勝だった。」と語った。

佐藤さんは、今年の5月18日～25日にかけてドイツ・ベルリンで行われる世界大会に出場予定。日本一のカクテルは、果たして世界一のカクテルに名を連ねられるだろうか？！

東京カレンダーでは、4月下旬に佐藤さんのお披露目となる招待制のシークレットディナーを開催予定。そのイベントレポートも、逃さずチェックしてほしい。

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