東京すき焼きベストセレクション!王道から進化形まで名店6選

肉以外の具は長ネギ、豆腐、白滝、椎茸、春菊。女将が作る自家製割り下は甘辛だけど後味爽やか

【王道】最上級のA5和牛を秘伝の割下で堪能『江知勝』

湯島

湯島の天神様のすぐそばにある明治4年(1871年)創業の老舗すき焼き店『江知勝』。創業当時から最高級の和牛のみを使用することを信条としており、現在も専門の目利き職人が厳選したA5の黒毛和牛のみを使用。その味を求め、今も多くの食通が通う。

まず、秘伝の割り下を適量に注いだら、鍋半分に野菜や豆腐を並べる。割り下が沸騰し始めたらお肉を2枚広げて投入。この時、白滝の凝固剤に使われている石灰が肉を硬くするのを防ぐため、肉と白滝を遠ざけておく。「お肉が少しまだらにピンク色になったかな、くらいで裏返します。裏返したらすぐに召し上がってください」と、頃合いに声をかけてくれる。

このタイミングで肉を引き上げ、溶き卵につけて食べると、さすがの一言。フワッとほぐれ、新鮮な肉の味が口いっぱいに。幸せを約束してくれる店である。

すき焼き(霜降りのコース) 2人前~

【王道】これぞ老舗の美味『すき焼き しゃぶしゃぶ割烹 いし橋』

末広町

肉屋として明治5年に創業。すき焼きの提供は、同12年から。以来、愛されてきた老舗の美味はミシュランからも評価され、星を獲得している。

その肉を受け止める割り下は、一子相伝のレシピで作られていること。上品な甘さで、肉に程よく絡み、肉の美味しさを引き立ててくれるのだ。さらにそれをくぐらせる溶き卵は、肉に負けないようにと2Lサイズ。そして、仲居さんが食べ手のスピードに合わせ、肉を一枚ずつ丁寧に焼いて供してくれるのだ。これで美味しくないわけがない。

長年、神田で江戸っ子に愛され続ける至極の味。ぜひ一度、食してみてほしい。

霜降りのコースで供される「トビ」。桃色の肉と、透き通る白さの脂が絶妙な割合で交わる。贅を極めた美味しさ。肉の追加は、予約時にしておく

その肉を受け止める割り下は、一子相伝のレシピで作られていること。上品な甘さで、肉に程よく絡み、肉の美味しさを引き立ててくれるのだ。

さらにそれをくぐらせる溶き卵は、肉に負けないようにと2Lサイズ。そして、仲居さんが食べ手のスピードに合わせ、肉を一枚ずつ丁寧に焼いて供してくれるのだ。これで美味しくないわけがない。

肉鍋の王者は、やはりすき焼きだと実感させられる至極の味。ぜひ一度、食してみてほしい。

焼くように炊く人形町今半流すき焼。特上8,100円(税込)

【王道】120年の歴史が導く旨さの秘密は赤身にあり『人形町今半 人形町本店』

人形町

潤いを帯びた光沢を放つ見事な霜降り肉を一枚。少量の割下を入れただけの浅鍋に、広げるように投入するや、じゅわっという快音とともに和牛ならではの芳しい香りが立ち上る。

肉の色がサッと変わったところで、溶き卵にくぐらせ頬張れば、豊潤な脂肪の甘みに卵のまろやかなとろみが絡みあい、渾然一体となって口中でとろける。だが、後口は思いの外、軽やか。霜降り肉にありがちな嫌な脂っこさは皆無だ。ここ『人形町今半』のすき焼きの真の凄さはそこにある。

個室「桐」

赤身(筋肉質)に酸味を含んでいる肉がベストだそうで、それによって脂肪の甘みが引き立ち、後口のキレもよくなるわけだ。

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