東京ご近所探訪 Vol.16

エリア人気&物件数も増加中!ファッションと緑が共存する渋谷区の“あの街”とは?

お店も、オフィスも、住民も、ファッショナブルで洗練された人・モノが集う街。

それが「北参道」である。

物件自体の数は少ないが、住民からは「住み心地がいい!」との声が上がる。

このエリアに魅了され、感度の高い大人が集う理由を徹底解剖する!


東京の街の個性を徹底調査する連載「東京ご近所探訪」。過去にご紹介した街も、要チェック!



東京カレンダーアプリのプレミアム会員になれば、発売中の最新号を電子書籍で今すぐご覧いただけます!「リピーターの多い料理店」をご紹介!アプリのダウンロードはこちらから。

今月のエリア【北参道】


今回取り上げるのは、原宿から新宿へと抜ける明治通り沿いにある北参道駅近辺。住所でいうと、千駄ヶ谷3丁目、4丁目近辺を重点的に掘り下げていく。

地下鉄・副都心線の駅があり、開業は2008年と非常に新しい。駅が設置される際、当初は「新千駄ヶ谷駅」という駅名の候補もあったそうだ。

ファッショナブルで洗練された、お洒落なエリア

北参道付近の明治通りは、歩道も広く、朝夕は多くの人が行き来する。千駄ヶ谷方面に行けば「国立能楽堂」なども近い


そんな比較的、新しい街である「北参道」だが、街の人はどんな印象を持っているのだろうか。

2004年のオープン以来、人気のカフェ『Tas Yard』の杉江篤志店長は「一帯の住所が千駄ヶ谷なこともあって、北参道という名称に慣れるのは時間がかかりましたね」と笑う。

同店は、インテリアデザインなどを手がけるランドスケーププロダクツが運営しており、一帯には関連施設が多数。

「元々、事務所が北参道にあって、自分たちが欲しいものを……と思い、ショップやカフェ、コーヒースタンドを造ったと聞いています」と杉江さん。

同社のみならず、近隣を歩けば、デザイン事務所やアパレルショップ、ショールームなどが多く、それらが放つファッショナブルで洗練された空気感が街を形成している。

千駄ヶ谷3丁目にお店を構えるアイウエアブランド「ayame」のPR・松本満寸美さんも、こう話す。

「この一帯は、ファッションの本場である原宿の城下町といったイメージでしょうか。原宿と違ってゆったりした空気が流れていて、買い物にも集中できます。

目的を持って来店してくださる方が多いので、すごく気に入っています」

お店を訪ねれば、広々とした開放的な空間にゆったりとアイウェアが並び、どこか優雅さも感じる。

店員さんとじっくり話して買っていく人が多いという。

北参道を代表するカフェ!『Tas Yard』


ゆったりとした空気が流れる、北参道を代表するカフェ。

甘さとスパイシーさがクセになる「タスヤードカレー」(M/1,100円)や、コク深い「珈琲牛乳」(700円)で、ゆったりとした時間を。


『レストラン検索』のご利用はこちら>>

センスあふれる人気店『ayame optical store』


2010年創業の、アイウエアブランドの旗艦店。

デザイナーの今泉 悠さんが手がける、普遍的なデザインが評判。定番の「NEWOLD」などが人気だ。

【東京ご近所探訪】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo