何のコーヒーか当てろ!社員用から始まった、ネスプレッソの利きコーヒーコンテストに挑戦してみた!
今年で3回目となる「ネスプレッソゴールドカプセルコンテスト2016」が去る12/16(金)、17(土)の両日、『ネスプレッソ コーヒーエクスペリエンスセンター表参道(ネスプレッソブティック 表参道店内)』にて開催された。
元々は、社員のテイスティングの質を高める目的で、社員教育用として開催されていたコンテストであるため、一般のユーザーが参加できるコンテストが開催されるのは日本のみ。非常に貴重な機会なのだ。毎年楽しみにしている人もおり、今年は関西からの参加者もいらっしゃったとのこと。ネスプレッソファンにとっても、年に一度腕試しできる楽しいイベントになってきているのは間違いない!
今回は、本コンテストの様子をご紹介しつつ、ネスプレッソが愛される理由もあわせて紐解いてみよう。
全24種類のカプセルコーヒー”グラン・クリュ”の中から7種類をテイスティング
ネスプレッソには、アロマと味わいが違う24種類の”グラン・クリュ”が存在し、「バランスとれたタイプ」「花のような/フルーティーなタイプ」「力強い味わいのタイプ」等々、さまざまなアロマとテイストを楽しめるのが特徴だ。コンテストでは、手元におかれたガイドブックを参照し、それぞれのカプセルがどんな特徴をもっているか、まずは熟読して備えたい。
これだけ種類が充実していると、どのコーヒーを選んだらいいのか迷ってしまうのも確か。そこで、ネスプレッソは、6つのグループに分けて紹介している。そして、これらグループのいくつかから、違いを見極めるテイスティングが行われる。
*「インテンソ」:少量25mlで、濃厚なコーヒーの味わいを楽しめるもの。
*「エスプレッソ」:様々な国の豆をブレンドし、40mlの量でいただくタイプ。
*「シングルオリジン」:単一原産国の豆だけを使用。
*「ルンゴ」:110mlのたっぷり量を味わっていただけるタイプ
*「デカフェ」:カフェイン除去の過程を経ても、本来の芳醇なアロマと味わいをそのまま残したタイプ
*「フレーバー」:バニラ、キャラメル、ダークチョコレートの香りをつけたタイプ。
テイスティングは午前中が最適!
厳しいテストや研修を経て、世界中にわずか20名ほどしか存在しないというネスプレッソのコーヒーアンバサダー。その初期メンバーで世界を股にかけ活躍されている上野里佳氏に、テイスティング能力をアップさせるコツを伺ってみた。
「朝食を済ませて、頭も体もスッキリ目覚めている、午前中はあらゆる五感が敏感になっているためテイスティングには最適な時間。もしテイスティングのトレーニングをされるなら、午前中をオススメします。そして何より、トレーニングは定期的に実行するのが肝心。毎日とまでは言わないが、例えば週末の午前中には必ずトライしてみるとか、習慣づけるのが大切です。
そして、テイスティングをする際は、1種類だけを味わうのではなく、最低でも2種類は試すこと。それぞれの違いや、テイスティングして感じたものを自分の言葉で言語化してみると、どんどん力がついていくと思います。やっていくうちに、指標となるべき軸が分かるようになると思いますよ。」とのこと。
■それでは、さっそくテイスティングに挑戦!
テイスティングカップが運ばれてきた
さあ、さっそくテイスティングへ。
コーヒーの個性を一番つかみやすいのは、適温で出された直後。あまり悩み過ぎてどんどん時間が過ぎて、冷めてしまうのはNGなのだ。
まずは、第一印象を大切にしつつ、感覚を研ぎ澄ましてステップ通りに進めていくべし。
コーヒーに関する知識の筆記試験を実施
テイスティングが終わったら、コーヒーとネスプレッソに関する知識をチェックする筆記試験が実施される。これにて、コンテストは終了!
実際に一般の方々が挑戦するコンテストの優勝者には、「Nespresso Connoisseur ネスプレッソ コノサー」の称号と
ゴールドカプセルコンテスト特製のスペシャルテイスティングボックスおよび、名前刻印入り「リヴィールグラス」が授与される。
来年こそはあなたもチャレンジしてみよう!
このコンテストを体験することで、ますますコーヒーの奥深い世界を極めたいという探究心に火が付くかもしれない。それもまた一興!
また、いつも何気なくいただいていたコーヒーにも、様々なドラマや歴史があること、そして今もなお一生懸命ささえてくれる人々の存在があったことを知ることで、1杯のコーヒーの価値観ががらりと変わるかもしれない。これこそが、本コンテストの魅力であろう。
本コンテストへの挑戦は、大人の知的好奇心を満たし、日ごろのコーヒーライフに新風を吹き込むこと間違いなし!来年こそは、あなたもチャレンジしてみてはいかが?