二子玉川の妻たちは Vol.3

二子玉川の妻たちは:なぜ偽物が雑誌で取り上げられるの?本物を主張するお嬢妻の誤算

結婚は、女の幸せ。

そう考える種類の女にとっても、結婚は必要条件に過ぎない。

結婚しただけでは満たされない。女たちの欲望は、もっと根深いものだ。

二子玉川でおうちサロンをオープンし、浮かれる由美
しかしよりにもよって同じマンションの最上階にカリスマサロネーゼ・マリが越してきた。

マリのサロン移転パーティーで、由美と意気投合したアロマセラピストのサヤだったが、内心は違ったようで…?


私は「サロネーゼ」とは違います。


私の肩書は、アロマセラピストです。
サロネーゼなんていう、得体の知れない人たちと一緒にされたくはないですね。

アロマセラピーは、ヨーロッパでは代替・補完医療として積極的に用いられていますし、医療行為と同等の地位を得ています。

由美さんマリ先生がやっているようなポーセラーツとも、次元が違うと思っています。だって、ポーセラーツって、ポーセリンペインティング(陶器絵付け)の簡易版でしょう?なんだかニセモノって感じ。

まあ、流行っているから私もマリ先生のサロンに通っていますけど。あくまで趣味。仕事にする気はありません。

そもそも、由美さんって昨年ご結婚されるまでただのOLだったんですよね。そんなつけ焼き刃みたいに資格をとった人に、習いたいという人がいるのかしら。

FacebookやInstagramには、よくもまあそんなに盛れるわね、と感心するような写真が並んでいますけど…痛々しいというか、あさましいというか。

私?私は、もう10年以上アロマに携わっています。高校生の時にアロマの勉強を始めて…アロマは私の生活の一部。特別なことではないんです。

そうそう、昨日は植物オイルとアロマ精油でリップクリームを手作りしました。市販のものは、防腐剤や添加物だらけで信用できません。パッケージやキャッチコピーで誤魔化してるだけで、中身は、私から言わせれば粗悪品。

世の中にはニセモノが多すぎます。
必要以上に自分をアピールしたり、高級ブランド品で着飾ったりする女も同じ。中身が空っぽだから、必死になって誤魔化さないといけないのよ。

そんなことしなくったって、ホンモノは認められるの。
そう思いません?

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