2016.11.26
今秋、日本を代表する高級車ブランドのLEXUSと、世界一星を持つ男の愛弟子と称された世界的スターシェフ・須賀洋介氏が率いるSUGALABOの夢のコラボレーションが実現!
青山の『INTERSECT BY LEXUS – TOKYO』において、須賀シェフ流・日本各地の魅力を発信するメニューを展開中だ。さらに、毎年人気のXmasディナーが、今年は3日限りの須賀氏監修スペシャル版として登場。現在予約受付中!
ジャンルこそ違うが、LEXUSとSUGALABOは、いずれも日本を代表するトップクリエイター。美味しいことは当たり前、このコラボの裏側にある真の狙いを理解することで、よりスペシャルなディナーになるに違いない。
レクサスブランドマネジメント部の沖野室長と、須賀シェフより、本コラボへの思いを語っていただいた。
LEXUS×SUGALABO ~日本各地の魅力を再発見しよう~
日本各地には、その土地の人さえ気づいていないような素晴らしいヒト・モノ・才能が確実に存在する。その素晴らしき出会いを、多くの人へ発信していき、日本全体を元気にしていく!そんな信念が、LEXUS×SUGALABOの出発点だ。
今回のコラボでは『INTERSECT BY LEXUS – TOKYO』を訪れる人々に、須賀シェフが”食材探しの旅”で出会った旬食材を使用したコラボメニューを提供。料理を通じて、その地方の魅力の再発見につなげたい考えだ。
Q:今回のLEXUS×SUGALABOのコラボの特徴を教えてください!
魅力あふれる地方が、もっと主役になっていい!
沖野室長:(以下、敬称略)
これまで、LEXUSが行っている様々なプロモーションの根底には「日本の地方をもっともっと元気にしたい!」という想いがあります。
例えば、過去8回協賛をしている地方を舞台にした一夜限りの究極のディナーコース体験「DINING OUT」。全国各地に点在する若手クリエイターの発掘&コラボアイテムの作成など、日本各地に眠れる魅力的なコンテンツの発信を、LEXUSは積極的に行ってきました。
こうした活動は、単に地方のいいものを東京に持込み、紹介することとは似て非なるもの。地方のブランド価値を高め、その土地を訪れる楽しみやドライブのきっかけづくりになると思っています。
東カレ:地方の魅力を体感するには、”食”は相性のいいコンテンツですよね。感動するほど美味しい料理にありつけたら、きっとまたその地方に出向きたいと思います。
沖野:
LEXUSも日頃から、(クルマ作りを通して)人々に感動を与える存在でありたいと思っています。
例えば、LEXUSの開発で最近大切にしているキーワードは、「すっきりと奥深い味わい」ということ。シンプルながらとことんこだわったクオリティを、お客様には五感を使って味わってほしいと思っています。
そして須賀さんの料理もまた、五感をフルに刺激してくれる。このクリエイティビティの源泉はいったい何なのだろうと思っていたら、須賀さんが日本各地を訪問され、ご自身の目で地方の眠れる食材探しをされていることを知り、親和性を感じました。
3月のグランピングイベントが須賀さんとの初コラボでしたが、食材を一瞬でエンターテイメントの域まで持っていくその感性、発想力に驚きの連続でした。
「日本のアイコニックなブランド・企業力の強さを実感しています!」
東カレ:須賀シェフは、LEXUSとのコラボにはどのような期待をお持ちですか?
須賀シェフ:(以下、敬称略)
(先のグランピングイベントを通じて)人々が抱いているLEXUSクオリティへの信頼感、そして発信力の強さはもの凄いと実感しました。
自分は拠点を日本に移してから、まだ2年ほど。SUGALABOも今はまだ、自分たちの世界観を創りながら走っている感じです。LABOと名乗っているからには、色々なコラボやイベントを通じて多くの化学反応を起こしたい。そしてそこで得られたものは、広く世間に強く発信してきたいのです。
そんな時、世界的に認められている、日本を代表するLEXUSとご一緒できるのは、非常に頼もしく喜ばしいことです。
料理人だけではやれることの範囲はどうしても限定されるが、LEXUSとのコラボで色々と教えていただきながら、何か形に残せるのではないかという期待感が非常に強くなっています。
Q:どのようにしてターゲットの地方食材を探しているのですか?
東カレ:今回の『INTERSECT BY LEXUS – TOKYO』でのコラボでは、東京に居ながらして地方の厳選素材を堪能できるメニューが楽しめるとのことですが、須賀シェフはどのように食材を見つけるのですか?
「その県が一番輝く時期が必ずある」
須賀:
自分は20代前半から海外のシェフとずっと一緒だったので、日本の食材だったり、歴史風土みたいなものは、正直あまり知りませんでした。実際に見ることもしてこなかった。
だからこそ、日本をベースにすると決めて帰国してからは、SUGALABOを立上げる時も、そして今現在でも、毎月一度3~4日かけて必ず日本のどこかを巡り、その土地を知るという目標を自分たちに課したのです。
そして地方訪問を重ねるうちに、実際にそこを訪れることでしかわからない土地柄(風土)・食材・匠の技などたくさんの魅力やバックストーリーがあることに気づきました。さらにそれぞれの県・地域が一番輝く時期が必ずあるということも知ったのです。
東カレ:確かに同じ野菜でも地方によって旬は異なりますね。そうした正確な情報を提供してくれる地方人脈も大切ですね。
須賀:
はい、ですから自分は必ず自治体など公の機関のご協力をいただきます。個人的に動くのとは違い、活動が一過性のものになりにくく、地元にもたらす波及効果も大きいと考えるからです。
さらに、今は便利なことにFacebookやインスタグラム等のSNSを通じて、直接コンタクトしてきてくれたりと、情報収集の手段も増えてきた。志を同じくする仲間と繋がることも、非常に容易になってきています。
先日も、とある地方を訪れた際、自分がその地域に到着したことをSNSにアップすると、フォローしてくれている地元のシェフから「ぜひ○○に行ってほしい」などのリコメンドがどんどん入ってきて、嬉しい驚きでした。
東カレ:積極的なアピールですね!一方、地方によっては奥ゆかしいといいますか、自分たちの良さを過小評価する地域もあります。日本各地の魅力を、食を軸にして紐解くLEXUS協賛の「DINING OUT」では、そのような場面が数多くあったのでは?
「正しい自己評価と個性を生かしてほしい」
沖野:
本当にそうですね。「DINING OUT」では、土地の人がなかなか見せたがらない、自分たちではあまり魅力と感じていない部分をあえてあぶりだすこともあります。「東京にあるものがいい!」という幻想を打破して、地元の魅力に気づいてほしいのです。せっかく際立つ個性があるのに、東京の模倣はつまらないでしょう。
須賀:
先ほどお伝えした通り、地元を熟知し工夫して頑張っているシェフは、数は限られますが必ずその地方にいるんです。(東京で頑張っているシェフではなく)地元のシェフをいかに巻き込むかが大事!その上で、地方を応援するためにわれわれのようなシェフが必要ならば、喜んで駆けつけてお手伝いしますよ。
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