大阪焼肉 Vol.1

大阪焼肉の真髄を堪能したければココへ! 玄人も唸るレジェンドな名店4選

依然、高い人気を誇る焼肉! 東京の名店もいいが、大衆焼肉の聖地である大阪にも独自の文化が根付いている。ということで、大阪へひとっ飛び! まずは、営業年数が長く、今なお確固たる実力と人気を誇る大阪焼肉のレジェンド的存在をクローズアップ。大阪焼肉の実力を知りたいなら、まず訪れるべきはこの4軒。

牛肉のキングといっても過言ではないブランド牛肉。精肉店を兼業するからこその品ぞろえ

【創業40年】
ブランド牛の本領発揮あふれ出す肉汁に感動!『板前焼肉一斗 天下茶屋』

天下茶屋

肉の仕入れは、大きな枝肉を丸ごと買い付けるのがほとんど。それができるのも精肉店兼業だからこそ。塊から部位ごとに細分化して切り分け、熟練職人がディテールまで見極めたものだけがお客の元へと供される。

近江牛、松阪牛、神戸牛など、ケースに並ぶ芸術品のような肉塊は、市場にはほとんど出回らないプレミアムなブランド牛ばかり。思わず見惚れてしまう色艶の美しさを愛でながら、とろけるような焼肉に舌鼓を打とう。

卓上のロースターは超強火。煙を上げつつ一気に焼き上げる

サシがしっかり入ったロース、バラ、カルビなどの素晴らしさは言わずもがなだが、特筆すべきはミノ、テッチャン、ツラミといったホルモン系。硬すぎない心地いい食感と、噛みしめるほどにあふれ出す甘みのある味わいは、絶品という言葉さえ霞む。

心斎橋ほか各エリアにも系列店を展開。どの店も連日満員で、来店の際は予約がベター。

店を牽引するオーナー兼、職人でもある有近社長

左.イチボ¥1,580、特上ロース¥1,380(税抜)常温でも脂が溶け出すほどのベストコンディション
右.カウンター席のほか座敷も完備

タン¥1,100を目当てにやって来るファンも多いそう。国産ものは見た目から色艶が違う

【創業59年】
吟味を重ねた国産牛を注文ごとに手切りで提供『多平』

なんば

個体差がある肉の繊維質を1つずつ丁寧にチェックし、オーダーが入るたびに手切りするのが信条。どれだけ多忙であっても欠かさないこの工程のおかげで、食感の良さとフレッシュさが際立つメニューばかりが目の前に運ばれる。

古くから築き上げたコネクションを生かして仕入れる牛肉は、宮崎、佐賀、熊本といった九州産を中心に、すべて国産にこだわって選りすぐられている。今ではすっかり希少となった国産のタンを¥1,100という信じられない低価格で提供できるのは、姉弟2人で切り盛りする家族経営だからこその強み。

幾多の競合店がひしめく難波エリアにおいて、約60年にわたって愛され続ける名店中の名店だが、「これからも本物だけをお客様に召し上がっていただきたい」とまだまだ意気込み十分。

肉の味を引き立てるさっぱりとした風味のもみダレが特徴。ハラミ¥1,150

メインゾーンから一筋裏手に立地。1人客も歓迎

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