神楽坂の男 Vol.2

神楽坂の男:女性に好印象の神楽坂。ここでは女性の選別眼ばかりが養われる?

「人間は環境に馴染む後天的な生き物。住む街が、人を変え、そして人を作ることもある。」と目黒女子は語った。

ならば、歴史の香りと異国文化が融合する、神楽坂に住む男性たちはどうだろうか。メイン通りから小道に入れば、思いがけない情緒が溢れるこの街のように、趣ある男性たちなのだろうか。

そこの所を探るべく、神楽坂に住む「神楽坂の男」を紹介していきたい。前回は、フランスかぶれのワイン男子・裕太を紹介した。今回は、目黒から移り住んだ康介を紹介しよう。


自称、寂しがり屋の男にフィットする街


「神楽坂に住み始めて、雰囲気が変わったってよく言われます。」

誠実そうな瞳を持つ康介は、落ち着いた口調で話し始めた。夏の日差しを浴びて眩しいほどの白シャツに身を包む彼は、神楽坂に住み始めて2年目の35歳。付き合っていた彼女・早苗と目黒での6年に渡る同棲を解消して、現在は神楽坂で一人暮らしをしている。

すっきりと短く切り揃えられた髪と爪は好印象で、取り立ててイケメンと言えるほどではないが清潔感溢れる雰囲気から、そこはかとなくイケメン感が漂う。

「本当は、一人になっても目黒に住み続けたかったけど、早苗に会うと気まずいじゃないですか。どうしようかと考えた時、前から憧れのあった神楽坂に住むことにしたんです。」

飲食店が多く賑やかな街でありながら、雑多な雰囲気はない。その印象が強く残っており、自称寂しがり屋の大人の男・康介にはピタリとフィットしたようだ。

軽く食事を済ませて帰るのにちょうど良い店も多く、今では一人暮らしの身軽さを満喫している。広くはないエリアに、雰囲気の良いレストランが点在しており、その中から自分の気に入る店を探すのも楽しいのだそうだ。

平日の12〜13時と日曜・祝日の午後は神楽坂が歩行者天国になり、多くの人で賑わい、街が活気に溢れているのも気に入っているとのこと。

「雰囲気としては麻布十番に近いように思いますが、麻布十番ほどギラギラしていないのがいい。神楽坂は親しみやすくて、変に気を張らなくて良いんです。30代にならないと、この良さはわからないかもしれませんが。」

少し得意気な彼は、まるで新しい彼女を自慢するかのようにそう言った。

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