マンションサプリ Vol.4

「結婚を考えてくれない彼に対して、ヤケになって...」39歳独身女性のマンション購買事情

住まいは、人生で一番大きな買い物だと言われている。そんな買い物をするきっかけや決め手とは?中でも「女性のマンション購入」は興味深いものがある。

今回は、2015年に埼玉県蕨市で1LDK・約36㎡の新築マンションを購入した、40代独身女性Mさんにマンションを購入したときのことや、住んでからわかったことを聞いた。


マンションサプリ

マンションを購入するきっかけ、購入までの流れ


―マンションを購入しようと思ったきっかけは?

実は以前結婚していて、その時は一軒家に住んでいたんです。離婚のタイミングで2LDKの賃貸マンションに住むようになりました。将来もう一度結婚するかもわからない中でずっと家賃を払い続けるのはもったいないので、いつかは買うか親の住む家を譲ってもらうかになるのかな?と思っていました。

そんなことを考えている中での一つの選択肢として、39歳の時にマンションの購入も考え始めました。

―賃貸の時に、2LDKだったのに、1LDKのマンションを購入されたんですね?

そうですね、借りるときはペットの猫もいるのもあって、広めのお部屋を借りたんです。でも実際に住んでみると部屋が余ってしまって……なので、購入の時は1LDKにしました。

―買うまでの期間や流れはどのようなものでしたか?

広告を見て1週間でモデルルームを見に行きました。その後、本気で購入を検討するようになって、付き合いのあるファイナンシャルプランナーさんに相談をしてみました。

ファイナンシャルプランナーさんには反対されたのですが、買う気持ちが決まっていたので、結局購入してしまいましたね。手続きと、両親にモデルルームも見てもらう期間も含めて、1ヶ月くらいで購入したと思います。決めたら早く動くタイプなので、結構スピーディーでした。

将来のことと、少しのヤケ


―かなりスピーディーに決められましたね。

スピーディーではありましたが、両親だけでなく、交際している彼にも相談しました。ファイナンシャルプランナーさんは、私が交際している彼がいるのを知っていたのもあって、反対してくれていたんです。

彼はすでにマンションを持っているので、もし近々結婚することを考えていたら、すぐに手放さないといけなくなるかもしれないですし。それであれば、賃貸でつなぐのも良いかなと思っていて。でも、わからなければ決めることもできないので、マンション購入をきっかけに二人の今後のことを聞いてみました。

―……で、反応はどうだったんですか…?

聞いてみると、彼はあまり結婚のことを考えてくれていなかったようで……少しヤケになって買ったのもあるかもしれません。はっきりしない彼を待つために、賃貸に住むのはもったいないですからね。思い切ることにしました(笑)。

頭金を入れる形で購入したのもあって、月々の支払は賃貸の時よりも2万円安くなりました。

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