目黒女子 Vol.3

目黒女子:きちんと生活をする楽しさ。価値観の変化が結婚できる女性へと導く

人間は環境に馴染む後天的な生き物。住む街が、人を変え、そして人を作ることもある。

今回は“目黒”に住む「目黒女子」を取り上げる。「目黒女子」とは目黒区全域ではなく、目黒駅周辺に暮らす女性たちのことだ。今、東京恋愛市場では彼女たちの株価がじわじわと上がっている説も耳にする。

彼女たちはバランス感覚に優れ、都会で上手く生きていくことを知っている。目黒に対しての男性からの好印象を理解し、アクセスの良さを駆使して上手に遊ぶ。そんな賢さも持っている。

初回は、目黒女子についての定義を提唱し、前回は身心共に健康で美しくなった佐奈を紹介した。

今回の目黒女子はかつてパーティガールだった理香子。目黒に移り住んだことで結婚できたというが…?


パーティーガールと呼ばれた20代


「昔は1日にお食事会3軒ハシゴとかしてました。」

そう言って大きく口を開けて笑う理香子の話は、明るくて楽しく、思わず聞き入ってしまう。スキニージーンズにオーバーサイズの白シャツ、そしてValentinoのスタッズ付きとんがりパンプス。飾りっけのない抜け感のコーディネートに、清潔感を印象づける。

現在結婚一年目。新婚ならではの幸せなオーラが溢れているが、目黒に引っ越して来るまでは結婚願望も無く、まさか付き合って一年弱で結婚するとは想像もしていなかったそうだ。

「昔は本当に東京の成功者!みたいな人が好きで……」

就職と同時に仙台から上京。東京の華やかでキラキラした生活にどっぷり浸かってしまい、当時は同年代や成功していない人に全く興味が無かったと言う。

「一番長く付き合った男性で多分二年位かな。ほぼ全員年上。彼氏がいても、毎日お食事会に顔を出してました。東京は毎日が出会いの宝庫だから、彼氏よりもっと良い人がいると信じていて。」

確かに、東京は出会いが多過ぎる。いま付き合っている人より、もっといい人がいると思ってしまう。上を目指す上昇志向の強い女性は、特にその傾向が強いように感じる。しかしそんなパーティーガールだった理香子が30歳のとき、生活が大きく変化する。

目黒に引っ越しを決めたのだ。そしていままでとは違う大好きな彼ができた。年下で、大手建設会社勤務の春樹。

春樹とは五年前からの知り合いだったが、引っ越してから彼を意識し、そして現在の結婚にまで至ったそうだ。「目黒に引っ越したから、結婚できた気がする」と言う理香子。そこには非常に興味深いストーリーがあった。

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