人間は環境に馴染む後天的な生き物。住む街が、人を変え、そして人を作ることもある。
今回は“目黒”に住む「目黒女子」を取り上げる。「目黒女子」とは目黒区全域ではなく、目黒駅周辺に暮らす女性たちのことだ。今、東京恋愛市場では彼女たちの株価がじわじわと上がっている説も耳にする。
彼女たちはバランス感覚に優れ、都会で上手く生きていくことを知っている。目黒に対しての男性からの好印象を理解し、アクセスの良さを駆使して上手に遊ぶ。そんな賢さも持っている。
初回は目黒女子についての定義。読者の皆さんも、自分の周りにいる目黒女子と照らし合わせて確認いただきたい。
1. 家事力が高い
目黒は住みたい街としても上位にランクインし、治安も安定している。女性が住む街としては、暮らしやすい場所だろう。スーパーが充実しており、大きいところで言えば6件もある。アトレ目黒2階にある「ザ・ガーデン自由が丘」は50年前から輸入食材を中心に扱っており、高すぎない良品がある印象だ。
他には同フロアにある自然派食品の「ナチュラルハウス」、東急線側にあるアトレ目黒2の「成城石井」、東急目黒駅に直通している「プレッセ」、「目黒東急ストア」、24時間営業の「マルエツ 目黒店」が駅周辺にありいつでも食材を揃えることが可能。そういった点からも、目黒女子はきちんとスーパーを利用し、自炊をする家庭的な面が伺える。
メニューを決めて、食材を購入するというよりは、その日のスーパーでの品揃え、価格などをきちんと考慮し、あるもので作れてしまうタイプが多いだろう。この手のタイプに男性陣は弱く、お食事会などで「得意料理は?」と聞かれても、肉じゃがとは挙げずに「あるもので作っちゃうから、得意料理ってなんだろう」と嫌味なく答えてしまうのである。
また料理上手な女性には献身的で尽くしてくれる人が多い。“料理上手は愛情上手”といった言葉が当てはまる、愛され上手こそ目黒女子だ。
2. いい意味で遊び慣れている
目黒に住む理由は人それぞれだと思うが、決して恵比寿や広尾を選ばないあたりに遊び慣れた余裕を感じる。南北線を利用すれば白金高輪や麻布十番も近く、恵比寿から日比谷線に乗り換えれば六本木、中目黒へもアクセスがしやすい。
目黒に住む彼女たちはそういった場所とも程よく距離をとれている。突然の夜中のお誘いにもアクティブに応じる港区女子とは違い、「明日早いから」と断っても目黒女子なら堅実なイメージがあるので嫌味を感じない。かといって毎回参加しないわけではなく、タクシーで帰れる距離のため「今日は来ちゃった」というレアさも醸し出せる。
この記事へのコメント
アトレとか東急いく辺りの人は多分品川区だけど目黒女子の仲間に入れてもらっていいのかな??