家庭的で遊び慣れた“目黒女子”。堅実な彼女たちの市場価値がいま急上昇している(3/3)[東京カレンダー

5. ギラギラした人はお断り？

遊び慣れた目黒女子にとって、ギラギラしている野心家は少し疲れてしまう。年収3,000万というような肩書にはあまり興味もなく、堅実的に800～1,200万あたりの男性を選ぶ。また選ぶときのポイントとしては優しさと誠実さを重視し、遊びの関係というよりは結婚もきちんと視野にいれている。

IT企業が多い渋谷や恵比寿にほど近いこともあり、エンジニアなどとの出会いも。広告代理店や商社のような派手だが浮ついた職種の男性というよりは、将来を見据えて何かしらの武器を持つ男性と落ち着く人も少なくない。

家庭的な部分をすでに持ち合わせている目黒女子は、婚活で優位に立ち20代でしっかり結婚。その後もすぐに子供をというよりは、人生プランを設計し計画的に行動をとるような堅実さが伺える。

結婚したいなら、そうだ目黒へ住もう！

東京のキラキラした部分をしっかり楽しみながら、都心部からは少し離れていて落ち着きがあり、生活しやすいこのエリア。

目黒女子は決して高嶺の花タイプではないが、地に足が着いた生活をしながら毎日をきちんと生きている。理想ばかりを追い求めたりはしない、手が届きそうな生活感が見え隠れするところも魅力のひとつだろう。

港区女子が沖縄アクターズスクール系の洗練されていつつもどこか自分とは関係ない感覚を覚えるのに対し、目黒女子はAKB的な身近さを感じることもできる。

ハイスペックな女性がモテるという時代も終わり、これからは客観的に自分を見ることができる彼女たちに市場価値が上がっていくと東カレWEBでは考える。

次回からはそれぞれの理由をもって目黒に住む「目黒女子」に一人ひとりを観察し、その魅力をさらに紐解いていく。