男の到達点『メガヨット』 Vol.7

船上パーティーからこんなベッドルームに移動して愛を語らう、男の到達点『メガヨット』

curated by
ナイジェル・ビーティー

ゴージャス過ぎるヨット"メガヨット"を毎週ご紹介するこの連載。今回も、これまで30万海里以上にもなる航海経験をもつキャプテン・ナイジェル氏におすすめのメガヨットを聞いてみた。

第7回目となる本日は、採光、空間、そしてレクリエーションにおける自由さという三つの要素をデザインに取り込んだ、世界最高峰のヨットビルダー"フェドシップ"の「ムーンサンド号」をご紹介。

パーフェクトボート

長い歴史を持ち、技術的にずば抜け、ディテールにまでこだわったフェドシップは、そのクオリティの高さから世界最高峰のヨットビルダーといえる。フェドシップを所有するということは、どのビルダーよりもヨットを知り尽くしているということ。

フェドシップのキャプテンを務めるということは、この最高にスペシャルなヨットのマスターになるということだ(そして、そのほかのフェドシップ以外のキャプテンたちから羨望のまなざしで見られるのだ!)。

幸いにも私は2隻のフェドシップのキャプテンをこれまでに務めたことがあり、これらのヨットの素晴らしさをしっかりと体感することができた。

昨年進水した44.2m(145フィート)の「ムーンサンド」はフェドシップが造り出す他の真のカスタムヨット同様、オーナーの意向をしっかりと反映させた作品だ。素晴らしいメガヨットはオーナーの心を取り入れ、その心はオーナーが代わってもその後もしっかりとヨットに宿る。

「ムーンサンド」のデザイン、質感、機能性はどれもオーナーの意向を最大限に反映させたものだ。

ブリッジデッキのウイングステーションからメインデッキのリフティングプールまで、全ての主要なデザイン要素は完璧さを求めるチームが情熱をかけてオーナーの希望に応えた。

「ムーンサンド」のオーナー陣はヨット経験豊富だ。彼らのフェドシップに対するデザインの詳細を簡潔に説明すると、三つの要素から成り立つ。

採光、空間、そしてレクリエーションにおける自由さだ。スカイラウンジからメインラウンジ、ダイニングエリア、書斎にオーナーのステートルームまで、船内中の大きな窓はどれも窓枠が無く、より一層多くの自然光を採り入れることができる。

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