あのヒット商品は、どのようにして生まれたのか?
東カレ読者が手取るような商品を作り、創意工夫に満ちたプロモーションを仕掛ける、マーケター。この連載ではそんなエッジィなマーケターたちに焦点を当て、ヒット作や一風変わったプロモーションの裏側に迫る。
第一回目は、「氷結」で斬新なプロモーションを展開する、キリン株式会社CSV本部デジタルマーケティング部の加藤美侑さんに話を聞いた。
加藤さんは新卒で某食品メーカー勤務を経た後、2015年5月にキリンに転職し、デジタルマーケティング部へ配属となった。加藤さんが所属する「ブランドコミュニケーション」チームでは、イベント企画や、フェイスブック、ツイッターなどのSNSを駆使するなど、デジタルを中心としたブランドのプロモーションを担う。
担当はアルコール飲料。入社当初は、代官山に店舗がある『SPRING VALLEY BREWERY』というクラフトビールと『グランドキリン』の2つのブランドを手掛けた。
入社から1年たった今は「RTD=Ready to dirnk」と言われているチューハイ(氷結、本搾り、ビターズ)。クラフトビール(グランドキリン、SPRING VALLEY BREWERY)、「RTS=Ready To Serve」と言われている「ひんやりあんず」、そして、ウイスキー『富士山麓』の7ブランドを担当。
中でも氷結は、20代前半向けに「あたらしくいこう」というコンセプトでプロモーションしている。最近、話題になったのは、漫画家の漫☆画太郎先生とのコラボ企画。
「目や鼻のパーツを選んで、自分の顔を完成させる。4~5ヶ月の構想期間を経て実現しました。SNSのプロフィール写真にしている人も見かけましたね。私も自分のを作って、プロフィールにしていました(笑)」
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