アラン・デュカスと美味探訪!青山でディープなフランス地方の味に舌鼓

「フランス美食の旅をしたい!」と切望している貴方へ、朗報!
フランス地方の食文化を料理や食材、ワインを通して堪能できるイベント「ジェーム・ラ・フランス」が、アラン・デュカスのビストロ『ブノワ』で開催中!

シェフやソムリエが現地を実際に訪問し、五感で感じたフランス郷土料理の魅力に迫ってみよう。

アラン・デュカスのビストロ『ブノワ』店内の様子。今年度の初回テーマは「バスク地方」ということで、バスク地方の魅力もご紹介していこう。

フランスの美食を巡る旅「ジェーム・ラ・フランス」

「ジェーム・ラ・フランス」は、2014年より開催しているイベント。パリではなく、あえてフランスの地方の地元ならではの郷土料理を味わうのが醍醐味。なかなかお目にかかれないめずらしい食材や、ワインを堪能できる。

エグゼクティヴシェフ・野口貴宏氏とシェフソムリエ・永田良憲氏が、これに先立ち実際に現地を訪問。各地方の食文化・生産者の情熱を直接感じた上で臨んでいる。イベントを通じて、現地の雰囲気なども伝えてくれるため、フランスの美食の旅さながらの気分を味わえる。

現地の市場の様子。新鮮な鱈・イカ・帆立・牡蠣などが並ぶ

海と山の幸が豊富な“美食の玉手箱”

バスク地方はフランスとスペインに跨る地域一帯の総称で、ピレネー山脈の西側に位置する。世界中から注目を集める美食の街である。

今回、野口シェフが最初に訪れたのは、バスクの玄関口「サン・ジャン・ド・リュズ」という港町。大西洋に接しており、市場には常に大西洋の新鮮な魚介類が並ぶ。以前は捕鯨も盛んであった。

また、ルイ14世がスペイン王女と結婚式を挙げた、フランス王家所縁の地でもある。

海と山に囲まれたバスクの玄関口「サン・ジャン・ド・リュズ」

白い漆喰の壁に赤い木組みの窓が印象的な、長閑で美しい街並

美食の玉手箱が贈る今回のメニューを一部ご紹介!

「ビゴール豚の生ハムのスライス」

約2年間熟成させた生ハムを薄くスライス。ナッツのような香りが口の中でとろけるように広がる

「ビゴール豚ロース肉のロースト ランド産ホワイトアスパラガス」

ヨーロッパで春を告げる野菜と言えば”ホワイトアスパラガス”。中でも、バスク地方の土と潮風から生まれたホワイトアスパラガスは、ミネラル豊富で洗練された味わいで人気。

「小イカのポワレとピペラード ピマン・デスぺレット風味」

日本でも多くみられる魚介類も豊富に見られるバスク地方。イカも人気の食材だ。野菜の煮込み「ピペラード」は唐辛子「ピマン・デスペレット」で風味づけしたバスク定番の郷土料理。イカ墨のソースでいただく。

「ガトーバスク ブノワ風 ダークチェリーのソルベ」

バスク地方は、フランスのショコラ発祥の地でもある。バスク地方のお菓子「ガトーバスク」をオリジナルにアレンジしたデザートは絶品。

■コースメニュー

・ビゴール豚の生ハムのスライス
・小イカのポワレとピペラード
・ピマン・デスぺレット風味
・鱈のオーブン焼き チョリソー
・アリコタルブの煮込み パセリ風味※ディナーメニューのみ
・ビゴール豚ロース肉のロースト
・ランド産ホワイトアスパラガス
・ガトーバスク ブノワ風/ダークチェリーのソルベ

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