東洋経済:投資の真実 Vol.2

違いは何?! 20代で「金融資産1000万円以上」はこんな人

そこで、このグラフを見てください。あえてグラフのタイトルを入れていません。これは何のグラフか想像してみてください。横軸の目盛は、2015年1月から8月くらいまでの日付となっています。一方、縦軸の目盛は0から35までになっています。単位が付いていないことが鍵ですね。

グラフの動きをみると、4月と7月あたりに大きく変動する局面がありました。かなり変動の激しいデータであることがわかります。

実はこれ、2015年1月から8月までの東京都の日々の平均気温のグラフです。確かに季節の変わり目には上下動を繰り返すものですが、意外にその変動は大きくて、これを株価や為替の動きだと思ってみると、かなりリスクの高い金融資産ということがいえます。でも、冬から夏にかけてという期間でみれば平均気温は上昇するというのは十分に信頼できるものです。

長期の成長をイメージしてみる

これが金融商品だとすると、日々の動きは荒っぽいけれど半年という期間でみれば、上昇のトレンドには信頼をおくことができます。これを一般的に考えると、毎日とか、毎週とか、毎月とか、場合によっては毎年の動きはかなり荒っぽいけれども、長期でみると上昇傾向に信頼がおけるかどうかが大切だということがわかります。

これがまさにポイントなのです。冬から夏にかけて気温が上がるというのは、みんなが納得することです。それでは、自分の就職した会社は長い視点で考えて成長するだろうか、自分が選んだ業種は成長するだろうか。日本の産業は成長するだろうか、日本経済は良くなっていくだろうか。アジアの経済は良くなっていくだろうか、世界経済は成長するだろうか。こんな視点で、長期の成長を考えてみてください。それは、その成長に「信頼がおける対象かどうか」を問うていることにほかなりません。

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