倦怠期な二人に捧ぐ、デートの最終兵器!「そうだ、ダムに行こう!」

実は熱狂的ファンが多い、ダムの観光放流。意外なことに、デッカイ装置系に萌える男子ばかりではないのだ!
しかも、ダムがデートスポットとして密かに人気となっている事実も!

ダム・デートの魅力はいったい何なのか?日本中のダムを撮影してきた2名のカメラマンの目を通して、その魅力に迫ってみよう。

カバーはやっぱり富山・黒部ダム!186mもの高さから毎秒10tも放水される、日本一のダムだ。

貴方好みのダムはどのタイプ?見どころも合わせてチェック!

左上に小さな点々が見えるが、これは人の姿。それと判って改めて見ると、ダムのスケールの大きさを感じてもらえるはず。自分達があの場に立って、膨大な量の放水を覗き込んでいるシーンを想像してみよう。ドキドキするでしょ?

観光スポットとして有名なダムから、たどり着くのが困難な知る人ぞ知るマニアックなダムまで、豊富なラインアップを掲載している写真集「ダムへ行こう!」の一部を切り取って、見どころをご紹介。デートスポットとしての東カレ流リコメンドもお楽しみに。

ドローンで上空から撮影した滝沢ダム(埼玉)。東京からのアクセスも比較的良好!下流に架かる国道のループ橋から、その全景を心ゆくまで眺めてみよう。

川俣ダム(栃木)。ダム付近から下流にかけて遊歩道が整備。山の中を15分くらい歩くと吊り橋に到着。ダム下流の絶壁に囲まれた狭い谷を見下ろすことも。

デートスポット人気の理由その1:「吊り橋効果」

ダムには観光客が立入可能なスポットがある。水が流れ落ちる最上部の橋だったり、キャットウォークと呼ばれる点検・補修時に使われる狭い通路もある。(※通行可否については個別条件あり)

いずれも、日常生活では味わうことができない空間だ。安全面には配慮されつつも、その圧倒的な高さ&スケール&水の轟音などは冒険心もくすぐられる。二人の距離感がギュッと接近すること間違いなし!

鳴子ダム(宮城)。初めて日本人だけで設計、施工されたアーチダム。毎年5月上旬に満水になるよう水位調節され、GWには放流がみられる。水の手前に掲げられた鯉のぼりは、まるで鯉の滝登りのようで、ご利益もありそう。

湯田ダム(岩手)。日本最大の水没規模の対策として11年もの長い年月をかけ誕生したアーチダム。

デートスポット人気の理由その2:ダムにまつわる物語がロマンティック

ダムは、自然のど真ん中に、人間の英知をつぎ込んだ巨大な人工物。成り立ち、役割等々、1基ずつそれぞれに違った物語がある。

歴史を理解した上で、その雄大な光景を目の当りにすると、より気分が高まるってもの♪ 仕事の偉大さは、男子の威厳を高めてくれる効果もあるに違いない。

笹流ダム(北海道)。古代遺跡みたい!国内現存しているわずか6期のバットレスダムというタイプで、日本最古のもの。大正12年に完成したものだ。

立ヶ畑ダム(兵庫)。竣工は1905年。明治時代の風を感じる。しかもこのダム、急な斜面にたつ住宅街を抜けると現れる。石積みでゆるやかにアーチした堤体は、重厚な造りで、現代のダムにはない気品が強く漂う。

デートスポット人気の理由その3:まるで遺跡めぐり!?

その佇まいが、まるで遺跡のようなクラシカルなものもある。
今もなお現役として役割を全うしつつも、歴史を物語ってくれるダム。しかも、市街地からわずか数分で辿りつけるものもあり、手軽にプチ遺跡めぐりのような旅気分が味わえるのも、マンネリデート脱却の決め手か!

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