倦怠期な二人に捧ぐ、デートの最終兵器!「そうだ、ダムに行こう!」

志津見ダム(島根)。最近のトレンドともいえる自然調節式の堤体。ダムの幅いっぱいに広がる洪水吐は圧巻!

大滝ダム(奈良)。計画水位維持放流設備の水流。複数の洪水吐からの流れは規則正しい雰囲気が。

深城ダム(山梨)。階段状になっている現勢工。放流設備の真下につくられ、水の勢いを調整する役割のもの。

何度か訪れたらぜひ見比べを!
同じデザインは皆無&水の流れをイメージしてみよう。

これまで色々と、楽しむデートでポイントを紹介してきたが、1度訪れてダム見学にハマった方々には、その先の楽しみ方も少々ご教示。

ダムには、同じデザインは2つとない。それぞれの地形、要素が組み合わせられてできるダムには同じデザインがないのだ。雰囲気が似ているダムの違いを探してもよし、全くタイプの違うダムを楽しむもよし。幅広い楽しみ方がある。

また放流の時期もまちまち。季節による違いや計画による違い、設備の役割の違い等々によって水の流れが全く異なる。そんなところまで楽しめるようになったら、貴方は間違いなくダム上級者だ!

最後に写真集の中身もチラ見せしよう!

1つのダムでも、季節による見え方、視点の違いによって楽しみ方はバリエーション豊かに。ダムファンから尊敬を集めるカメラマンたちがおすすめするアドバイスは、必見!

二度と再現できないかも!?ドローンカット満載

見開き2ページをフルに使ったスケール感を紹介するページや、ドローンを使った通常では見られない確度からの写真、季節による自然との融合など、全86基のダムを一堂にまとめた写真集。

実は近年のドローン使用の法的規制により、今後は今回おさめられているような写真を撮ることができない可能性も高いとのこと。写真集と一緒についてくるDVDには、動画でもダムの全景をふんだんに紹介している。
訪問前の予習や、想い出振り返りにも大活躍しそうだ。

■著者紹介

・ 萩原 雅紀(はぎわら まさき)
ダムライター・ダム写真家。偶然辿り着いた宮ヶ瀬ダム(神奈川)に魅了されてダムファンに。かつて訪れたダムは国内外合計500ヵ所以上。
ダムカードの発案にも携わり、近年では各メディアでダムの魅力を広めている。

・庄嶋 與志秀(しょうじま よしひで)
写真家。CDジャケットや写真集などの作品を多数担当。撮影で訪れた矢木沢ダム(群馬)がダムとの出会い。
近年は映像制作も手掛けており、写真撮影・映像監督・DVD編集一式を担当する作品も多い。

■書籍概要

書籍名:空撮DVD付きダム写真集『ダムに行こう!』
著者:萩原雅紀・庄嶋與志秀
価格:2,000円(税別)
判型:横長B5判(128ページ)
発行:(株)学研プラス
URL:http://hon.gakken.jp/book/1340638400
備考:電子版有※DVDは付かず

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