六本木美女のお悩み相談室 Vol.1

六本木美女のお悩み相談室:どうして女は好きでもない男とふたりで遊ぶのか?

ここは六本木近くの、とあるバー。今宵も悩める子羊がひとり、ネクタイを緩めながら、カウンター席に座った。

その男は広告代理店勤務の26歳、独身。UP or OUTの世界、営業マンとして仕事は順調だが、笑い止まらないほど幸せというわけでも、ない。

男の座ったカウンター席からは、奥のソファー席にいるカップルがクスクス笑いながらじゃれ合い、ガラス張りの個室では男女4人で楽しげにカラオケをしている姿が目に入る……。

男は自然とため息がこぼれた。

と、そこへ……!

「となりの席いいですか?」

突然声をかけられて振り返ると、そこにはまさに絶世の美女が! でも、どこかで見覚えが……? そうだ、今朝、テレビで観た! 男の目の前にいるのは『目覚ましテレビ』でイマドキガールの、瑛茉ジャスミンじゃないか!

それにしても、色っぽい。女性の色気は経験によって作られるのもの。彼女の色気はやはり子役時代から芸能界の荒波に揉まれてきたからなのか!? ただ者ではないオーラに言葉を失っていると、彼女は隣に腰かけてこちらを覗き込みながら、笑顔でこういった。

「ねえ、さっきため息ついてたでしょ? わたし、けっこう友達とかの相談を受けるんだけど、あなたの悩み、訊いてあげよっか?」

なんて素晴らしい日だ。こうして、男は初めて会ったばかりの美女、瑛茉ジャスミンに悩みを打ち明けることになった。


広告代理店勤務、26歳の独身男性の悩み

僕には美人の彼女がいます。彼女はまわりから食事や飲みに誘われることも多いらしく、たまにほかの男と食事したり飲んだりしているけど、「彼はなんとも思っていないから心配することはない」と言われます……。どうして好きでもないのに、わざわざ一緒にふたりで食事するのですか?

女はなんとも思っていなくても食事くらいはする!

「その悩み、よくあるパターンだね。まず、男と女の違いを理解すること。いいですか、男は下心がないと食事に誘わないけど、女はなんとも思っていなくても食事くらいはする。これは男女関係の大前提」

食事くらいは……?

「男は自分から声をかけることが多いし、食事をおごったりする場合もあるから、好きじゃないと誘わないだろうけど、女は誘われる側でしょ。つまり女は受け身だから、一緒にご飯を食べたくないレベルとかじゃない限り、OKなのよ。一緒に食事に行ったからといって、まったくなんとも思ってない」

普通、男が誘ってくる時点で自分に気があるって分かるはずだと思うんだけど。

「それは男の側の理論。私も過去にただの男友達だと思っていたひとに、4年越しで『じつは好きだった』って告白されてホントびっくりしたことがある。よく男友達とふたりでご飯に行ったりしていたけど、結局、ひとり残らず男友達みんな私に恋愛感情があった(笑)」

たしかに、そういう経験あります。僕がイケると思ったら、「ただの友達だと思ってた」と断られた。でも、男に下心があるって気付いてて遊んでいるケースもあるのでは?

「自分に気があると分かっていて一緒にご飯をする女もいるよ。でも、女っていつも刺激が欲しい生き物だから、仕方ない。毎日、同じ日が続くのがイヤで、なにか変化が欲しい。若いうちは男にチヤホヤしてもらえるし、単純に美味しいものを奢ってもらえるんだから、嬉しいよね」

確かに、女性は受け身でいいだけでなく、ノーリスク・ハイリターン。なんとも思ってなくても、食事くらいなら、と思うのか……。

「でも、それが納得いかないなら、彼女にきっちりやめてほしいって言えば済むことだよ」

いまさら、なにか言うのも微妙だなーと思って。

「出た! 最初に懐の広さ見せちゃって、後から言い出せないパターン!」

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