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文具の品格 Vol.8

文具の品格:大人のたしなみ、ご祝儀袋をマスターせよ!

前回までのあらすじ

“ホンモノ”の都会のオトコへの第一歩を踏み出すため、「ブルーアワー」という高級万年筆(17万6000円) を一括払いで購入したデキ男営業マン・森裕哉(もり ひろや)。

出会いを求めて青山で評判の「美文字」レッスンを体験するが、アラサー婚活女子・松田晴子の策略にまんまとひっかかってしまい――。

第7話:文具の品格:誰でも3分で美文字になれる美文字テク!

土曜の昼下がり。青山の「美文字」レッスンで会った晴子と裕哉は帰りしなにお茶でもしようということで歩いていた。

山手線沿いに住む晴子に気を使ってか、裕哉が選んだ店は『ユナイテッドアローズ原宿メンズ本館』向かいにある『UA BAR』というバーであった。原宿という街の場所柄からは想像もつ......


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文具の品格

新人でも中堅でもない、そんな中途半端なポジションの営業マンが巻き起こす文房具小説。男の“アレ”こそ、格上げアップに不可欠なのである。

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