吉野家の少ない区1位:荒川区(1店舗)
荒川区は西日暮里駅に1店のみ!
荒川区といえば、あまり訪れない人には都電荒川線のイメージが強いかもしれないが、いづれにせよこの地域には昔ながらの商店街や飲食店が多く、いつもの御馴染みの定食屋や、家で自炊という傾向が強く、出店が難しいのかもしれない。
吉野家の少ない区2位:文京区(2店舗)
文京区は、護国寺に1店、根津に1店。
護国寺は出版社などの企業が多く、根津は東大に近い学生街だ。しかしそれ以外の地域は、歓楽街やターミナル駅もなく、住宅地や公園、教育機関、医療機関が多い。確かに吉野家の看板が似合うかと言うと微妙である。
しかし東大生にはちょっとかわいそうかもしれない。もしや、吉野家のコスパよりも、彼らはDHAの多い魚料理を好むのだろうか。
吉野家の少ない区3位:中野区(2店舗)
中野区は、中野駅前に1店、東中野駅前に1店。
中野区は、西武新宿線沿いに1店もないのが不思議だが、西武新宿線沿いは逆に松屋が勢力を伸ばしており、この区はそれが原因である可能性が高い。
ちなみに駅ごとに見ると、トップは新宿駅周辺でなんと6店舗も吉野家が。2位の池袋駅周辺には4店舗も吉野家が集中している。
両駅ともターミナル駅であり、商業施設も充実しており、平日も休日も利用者が多い。
羽田空港に1店舗あるのは、海外から帰国した人が無性に日本食が懐かしくなるという所以からであろう。
こうして23区の店舗数を見て行くと、企業戦略や地域の特性が見られて興味深いものである。
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