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  • これは使える!最高のデートを過ごしたい2人へ贈る『東京トゥインクルディナー』

    西麻布の隠れ家ビストロも、青山の小粋な和食店も知っている。今宵のデートのお相手がそんな高感度な女性だとしたら、男性は誰だって焦るもの。

    グルメ雑誌を片っぱしから読み漁りはするものの、東京のほとんどのレストランを知っている(であろう)強者には、もはや付け焼刃でしかない・・・。

    打つ手がない?!いえいえ、そんな局面でも相当な“打率”で女性を満足させられるデートコースがあることをご存じだろうか?

    これはハッキリ言って、使えます!

    百戦錬磨のマスコミ勤務女子に、恋の予感?!

    「洋子さん、銀座に行きつけの店があるんですか! カッコいいですね!」

    メーカーに勤める男性と初デートの店をどうするかLINEでやりとりしていた時にそう送られ、胸騒ぎがして、食事自体をお断りしてしまった。

    マスコミに勤める女性の独身率が高いのは致し方ないことだ。20代のうちから、娯楽も食事も男性も、刺激の強いものに囲まれながら30歳を迎え、その後も勢いが衰えることはない。

    美味しいものやトガったものごとに触れるのがフツーとなり、デートではリアクションが薄くなりがちだ。

    今年で32歳になる広告代理店勤務の私にしてもそう。派手にみられがちで、相手の男性が誘ってくるのも、西麻布や青山にある食べログの点数が高い店ばかり。

    それは、確かに贅沢なこと。でも、肉の上にウニがのったものはもう何回か食べていて、美味しいのだけれど心は静かだ。ごちそうを繰り返して経験するほどに、逆に新鮮に思うことは少なくなってきてしまっている。

    そんななかで、久しぶりに引っかかりのある誘いをかけてきたのが、仕事を通じて知り合ったフォトグラファーの木村 聡だった。

    ムービーも撮れる気鋭のカメラマンで、広告業界でも引っ張りだこ。クライアントを喜ばせるようなトークもできて、服のセンスもよく年齢は36歳。

    長身で清潔感がありイケメンすぎないというところがズルい。それぐらいの塩梅が、一番女性にモテたりするのだ。

    そんな彼とのデートは今日が3回目。1回目は松濤にあるワインビストロ、2回目は日本酒が豊富な西麻布の和食店。どちらも高級すぎず食事はしっかり美味しく、センスのよいセレクトだなと思った。「以外に遊んでいるのかな?」と女の直感で感じたが、それでも悪い気はしなかった。

    なので今回はいったいどこに連れ出してくれるのだろうと楽しみにしていたところ、その提案は意外なものだった。

    「19時に『東京ドームホテル』のロビーで」

    なぜ、東京ドーム??野球でも観るの?というのが率直な感想。いつも東京の西側でばかり食事をしていて、東京ドームのある水道橋に行くのは久しぶりとなる。

    仕事を早く切り上げたつもりが19時15分前になってしまい、汐留からタクシーをひろい水道橋に向かった。

    「洋子さん、仕事が忙しいのに、早い時間に来てくれてありがとう」

    そう出迎えてくれた木村さんは

    「夜の遊園地、いっしょにどうかなと思って」

    と続ける。

    遊園地自体に行くのも10年ぶりくらいだし、夜の遊園地って人生で始めてかも。しかも、なんだか心が弾んできた。大人の女をこんな気持ちにさせるなんて、やだ、この手口、ズルい!


    さっそくふたりで『東京ドームシティ アトラクションズ』に向かうと、メリーゴーランドも、観覧車も営業中。

    ワクワクする気持ちと気恥ずかしさもありながら、観覧車とメリーゴーランドに乗る。バリバリの業界人のような彼だけれど、メリーゴーランドに乗っている姿は少年のようで、年上ながら、かわいいなと思ってしまった。

    私たちは童心に戻り、観覧車の中では「子供のころ、将来何になりたかった?」なんて話で盛り上がった。

    楽しそうな歓声が響く夜の遊園地を散歩していたらあっという間に20時半で、お腹も空いてきたころ

    「食事なんだけど、眺めのいい席を予約してるんだ」

    と彼が言う。遊園地を出て向かったのは、すぐそこの『東京ドームホテル』だった。

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