2016.05.03

都心から車で1時間半！恋人と行く三浦半島の絶景オーシャンビューレストラン５選

#イタリアン

日立駅改札口を出て真っ直ぐ、大きな海原が目に入り、誰しもが「わ～！」と思わず歓声をあげる。こんな駅が日本にあって、本当に良かった！

駅の先端に浮かぶスケルトンのカフェ
『シーバーズカフェ』

日立／都心から車で約2時間

何と言う透明感！　日立駅から海に向かって直結する、駅先端のガラス張りのカフェ。一歩店内に入った時、言葉では表せない感動を覚える。まるで自分が海に浮いているようだ。

この記憶に残る空間デザインを手がけたのは、茨城県出身で世界的に活躍する女性建築家、妹島和世さん。鉄道業界のデザインコンペをはじめ、数々のグッドデザイン賞を受賞している。

コンセプトは、「誰からも愛されるデザイン」。どこに座っても、ゆったりと太平洋がこちらを向いている。波音が聞こえなくても、180度見渡せる爽快感。テーブルや椅子にもこだわり、店デザインの全てが丁寧に作られている。

一番人気の「ハニーキャラメルパンケーキ」850円。ランチタイム（11:30～14:00）にオーダーするとコーヒー、紅茶付き。タコライス（830円）やロコモコ（880円）など食事メニューも用意。ディナータイムはスナックメニューも豊富に登場する

そして、駅のカフェとしての機能も充分持ち合わせる。朝１人でコーヒーを飲む、ドライブデートで２人で、列車の待ち時間にグループで立ち寄るなど、早朝から淹れ立てのコーヒーの香りがいっぱいに広がり、非日常の空間で、贅沢な時間を過ごせる、使い勝手の良い店だ。

オリジナルのパンケーキやランチも裏切らない味。わざわざ出かけてきて、良かったと思える店だ。余計な演出が不要な店だけに、結婚式の２次会やパーティ利用が多いのも頷ける。

特等席は一番海側。明るい日射しと、大海原の青と地平線とブルースカイ。アイスコーヒー（左）420円やグァバジュース（右）450円で喉を潤しながら、じっと眺めていたい。

カフェ横の通路からも、太平洋が目に入る。椅子に座って、遠くを見つめる人たちが後を絶たない。駅の空間とは思えないゆとりあるデザインも、店と同様、妹島さんが手がけた。

店内はスケルトンのガラス張り。朝の眩しい陽光は、元気をくれる。日没前の夕焼けも美しく、1日のどんなシーンでも、太平洋の優しさと美しさが感じとれる。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

この記事で紹介したお店

シーバーズカフェ

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