2016.03.10
弁護士婚活事情 Vol.1弁護士といえば、医者と肩を並べる二大モテ職業の一つ。婚活市場において圧倒的存在感を誇り、金ピカに輝く弁護士バッジを印籠のようにかざせば、女たちは皆ひれ伏す。
こんなふざけた言い回しがあながち否定できないほど、弁護士が栄華を誇っていた時代があったのは確かだ。
しかし、司法試験合格者が大幅に増加した今、その人気は、しがないサラリーマンの生涯年収を数年であっさり稼いでしまうスマートな外資系投資銀行員や、生命力に溢れた羽振りのいい社長系男性に押され気味だと囁かれる。結婚相手にふさわしい物件かどうか。東京の女たちの格付けは、時代の変化に敏感だ。
他方で、弁護士の友人の多い筆者が、弁護士との結婚に憧れる女友達から、誰か紹介してほしいと頼まれることが多いのもまた事実。
果たして真相やいかに?弁護士たちの婚活事情を聞いてみた。
<今週の東京婚活弁護士>
名前:隼人26歳
勤務先法律事務所:5大法律事務所の一つ
年収:1,000万円超
出身:東京都
出身大学・ロースクール:都内有名私立大学
住まい:麻布十番(家賃15万円)
交際ステータス:独身
5大ファームで活躍する爽やかな若手エリート
さわやかなルックスに、常に人の輪の中心にいるような明るい人柄。隼人は一見すると弁護士というお堅い職業についているようには見えない。例えば、外資系メーカーでマーケターをやっています、なんて言われたら誰もが納得してしまうだろう。
そんな彼は、実際は若くして予備試験、司法試験を突破し、弁護士となったスーパーエリートだ。日本における5大ファームの一つで活躍する彼の専門は、労働関係。大企業のクライアントのために日々戦っている。
名前を知らない弁護士はいない程の超有名事務所で働いているにもかかわらず、事務所のブランド名を使わずとも自分の力でやっていける弁護士になりたいとの思いから、担当する案件に直接関係のない、セミナー講師や論文の執筆も精力的にこなしているという。
その意識の高さを見れば、今後彼が弁護士としてますます活躍するであろうことは想像に難くない。
終電で帰れない日もしばしばある程の激務ぶりは大手事務所の宿命だが、遊びにも手を抜かないのが彼の流儀だ。ゴルフ、野球、バレーボールに水泳。大のスポーツマンの彼にとって、どんなに忙しくても運動をしない生活は考えられないという。デキる男ほど自己管理も完璧で、連日の会食にもかかわらず引き締まった体をしているというのは、弁護士業界でも同じなようだ。
理論武装で女性を落とす?どうギャップを演出しているか
豊富な法律知識を武器に、緻密なロジックを組み立て相手を論破していく弁護士は、女性を口説くときも理論派なのだろうか。素朴な疑問を口にすると、彼はいつもの人懐っこい笑顔を浮かべた。
「好きな女の子ができたら、デートにガンガン誘う。論理的に口説くかって、いったい弁護士を何だと思ってるの(笑)。まあ、口説くっていうか、どうやって好きになってもらうかは一生懸命考えてるよ。俺の場合、見た目がちょっとチャラそうに見られたり、性格的にお調子者って思われやすいから、実は誠実で紳士的っていうのをアピールするかな。やっぱりギャップが大事だよね。」
そんな隼人がデートでよく女の子を連れて行くお気に入りのレストランは、麻布十番の『ヒルトップ カシータ』だという。26歳にしては、レストラン選びもそつがない。
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