
インスタの向こう側:あの妄想ツイート美女の一枚からの妄想
代々木公園とかでの、ピクニック。隣にはもちろんステディな彼が...
実は筆者は、この「ピクニック風インスタの一枚」をtwitter経由でリアルタイムで見ていた。たしか、天気が良い日曜の午後だった気がする。twitterには別の写真もupされていて、彼女の飲んでいた水が「いろはす」だったことすら、記憶していた。
きっと広めな公園、代々木公園とかかな。一人で行っているわけはない。女友達と一緒なら、一人で写るのではなく、一緒に写った写真をupするだろう。インスタでは、“女一人の不自然なショット”が多発している。逆に、男性とのツーショットを載せる女性はほとんどいない。
その不自然な、女一人の一枚。それを撮っているのは、彼女の女友達?いやいや、そんなわけはない。大抵は、ステディな彼氏だ。「私をちゃんと可愛く撮ってね!」なんてせがまれながらも、「悪くない」と思いながら、ニヤニヤして写真を撮っているのである。ちくしょう。
ーその女性を最も美しく撮れるのは、その女性の恋人である。ー
そんな言葉も、どこかで聞いた記憶がある。
あの写真ですか? 家の前の公園です...
ようやく、さえりさん本人にあのインスタの向こう側を聞くことができた。そして彼女の妄想ツイートは、本当に妄想なのか。
「あの写真ですか?家の前の公園なんですっ」
え?ちょっと拍子抜け。そ、そうなんだ...
「日曜の午後に友達とLINEしてて、とっても天気がいいよって聞いて。私、シェアハウスに住んでるんですけど、その日は家の外壁が塗装中で、ブルーシート貼ってあって、窓開けても外見れなかったんです。せっかく天気がいいって聞いたんで、ちょっと家の前の公園でも行ってみようかなと思ってそれで。誰と?もちろん一人ですよ。写真は大体セルフィーです(笑)」
えっ...?それだけ?
私のこころ返して...(I'm movin' on without you)
「ごめんなさい!私、掘ってもほんと大した話出てこないんです。よく聞かれるんですけど、あのツイートは本当に全て妄想なんですよ。あーっ、みんなもこういうの好きだろうなーって思いながら、ツイートしてます。あのツイートには、その世界がうまく想像できるように、誰が読んでも同じ絵が浮かぶように、ディティールを細かく描いてるつもりです」
そ、そうなんだ...
夜中の3時AMまで気になって眠れなかった、さえりさんのインスタの向こう側。そして、あの妄想ツイート。彼女の妄想が、(今の所はきちんと)妄想であるらしいことが確認できた。しかし、今年に入ってからは妄想で飽きてしまったのか、恋人が欲しくなってきたという。好きな男性のタイプは「健気な人」らしいですぞ。
◆
このように、気になるあの子のインスタの向こう側の世界を妄想して、苦しんだことってありませんか?
えっ、東カレのモテ男な読者はそんな経験がない?忙しいほど遊んでるから、美女のインスタを見て妄想することなどない?
またまた、強がらないでいいんだよ。知っているかい?Facebookだって、最初は大学の女性の顔写真をupして「写真名鑑」を作って喜んでいただけだということを。そして、「女性の写真」がこっそりと見られまくった結果、今では世界的なインフラになったということを...!
読者の皆さんから、麗しき美女のインスタの向こう側を知りたいという要望が多ければ、連載化しよう!知りたくないというのであれば、幻の連載「インスタの向こう側」はこれにて終了だ。
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