地元民に愛され続けてウン十年!麻布十番の名店5軒

おまかせ刺身盛り合わせ。仕入れに応じて刺身で旨い魚を提供。この日は、サヨリ、ブリ、平目とエンガワ、しめ鯖の5種類を盛り合わせる。「いろいろブレンドしている」特製刺身醤油やポン酢などをお好みで

昭和初期創業!
魚屋のノウハウを活かして鮮魚の魅力を伝える『魚可津』

麻布十番

元は昭和初期に創業した鮮魚店。6年前まで併設で営まれていたが、時代の要請を受け、今は料理屋一本で勝負している。

「仲買は魚屋時代からの付き合い。今でも毎朝、築地に行って、実際に見てから良いものは箱で買い付けている」。そう語るのは3代目の正木秀逸氏。

きんめの煮付。冬に美味しい魚の代表だが、上品な味付けで、本来の旨みが存分に感じられる仕上がり。ゼラチン質でトロッとした部分、脂ののった部分など、お頭だからいろいろな味わいが楽しめる

広い厨房では、今朝仕入れた鮮魚が次々と捌かれている。「今日のセイゴはカマ残しで頭落とし。半身骨付きで」魚を見極め、その日の料理を思い描く3代目の指示を受けて、テキパキと仕事をこなす料理人たち。

こうした仕事に宿るのは鮮魚店のプライドそのもの。「すべては美味しい魚のために」。メニューに書かれたこの標語が、『魚可津』のすべてを物語る。

麻布十番商店街にあり、1階の交差点に面した角が魚屋時代の入口だった。今はそこもテーブル席。2階には小上がりもあり、グループでの会食にも対応。ランチタイムは定食を提供して人気

〈名店の理由〉
元・鮮魚店だからこその練達の仕込み

魚屋併設時代を知る真保大輔氏。コケヒキと呼ぶ鱗取りを済ませたら次は二枚おろし。あっという間に仕上げていく。「今日は全然、少ないッス。スゴいときは戦争状態ッス(笑)」。ハキハキした受け答えもさすが。

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