2016.12.18
あのレストランであの料理をどうしても食べたい!そんな気分になる時ありますよね。
「空いてなかったら他でも良いか~」、否!そこでなくては満たされない唯一無二のとっておきの店。
そんな店は、予約してでも確実に行きたい=その人イチオシの旨い店ということになる。
そこで、数多のレストランを取材してきたグルメ著名人&編集部に、予約してでも確実に行きたい名店を聞いてみた。本日と来週の2回に渡ってご紹介。本日は、和食にフレンチ、魚介料理と旬の食材をふんだんに使用した料理が登場。
食の専門家たちが選ぶ、旨いこと間違いなしな名店はここだ!
大阪では知らない人はいない、連日満員店の粉モン『お好み たまちゃん 青山店』
表参道
「ここ絶対、予約取れなくなるね」と弊誌副編集長が唸った。たまちゃんこと玉井哲雄が〝おやじ〞と慕うレストラン業界の重鎮から「やってみない?」のひとことで、7坪のお店を始めたのは2008年のこと。
母の味を忠実に守るオモニの惣菜・鉄板料理・お好み焼きの三本柱で連日満員の大阪本店が、2014年に東京進出!
東京店と大阪店を忙しく行き来するたまちゃんだが、鉄板を打ち付けるこての音は休めず、いつも笑顔でお客さんを迎えている。〝超ミーハー〞なたまちゃんの店には業界人が集い、誰も彼もが〝たまちゃんとこ〞を合言葉に、毎夜集う。
大阪では知らぬ人がいない名物店主の玉井氏だが、「お好み屋はお好み屋のままでええ」という信条の下、ジュウジュウと旨い音を湛えたアテを今夜も作り続けている。
【推薦者はこの人!】
日紫喜康一郎(東京カレンダー副編集長)
「サクっと顔を出せば元気になって、また明日から頑張ろうと思える場所。たまちゃんの笑い声に癒されます。なにより、本当に何でも美味いんだよね。そして、トマトサワ̶ー(通称T.S)の呑みやすさは危険。毎回ベロベロに……。」
魚介に特化した海鮮イタリアン!
『ボガマリ クチーナ・マリナーラ』
千駄ヶ谷
メニューがない。理由はふたつ。大分を中心に全国各地から届く新鮮な魚介類は、毎日何が届くかわからない。そして、ケースに並んだ魚介類からどれを選んでどう食べるか、客が店と相談しながら料理が決まっていくからだ。
このシステムは大の魚好き店長のアイデアで、「鮮魚が並び、選べ、それとは別に小皿料理が揃う。自分が行きたい店を考えたらこうなったんです」とのこと。
食材に目移りするし、調理法にも大いに悩む。でも、それが楽しいのだ。だからこそ供されるひと皿は、愛おしく、ことのほか美味しいのだ。予約困難もやむなし。
【推薦者はこの人!】
森脇慶子(フードジャーナリスト)
「新鮮な魚介類を目の当たりにしながら調理法もリクエストできる、その独特のスタイルに、まずワクワクします。素材の持ち味を生かした料理は味も申し分なく、CPも抜群。3~4人で出かければ、より満足度も上がるはず。」
15種類もの活貝を扱う貝料理専門店
『焼貝 あこや』
恵比寿
2013年12月21日にオープンした貝料理専門店。カウンターには、築地や産地から届く新鮮で立派な活貝が毎日15〜16種。身を一度貝殻からはずし、細やかに掃除や下処理をして供される刺身や焼貝は、絶品の一言に尽きる。
刺身は贅沢な厚切りで、口に入れると貝それぞれの持つ香りと味わいが広がる。そこへ淡麗の、例えば「秀鳳 純米辛口」など流し込めば、後味はグッと豊かさを増す。
香ばしく旨みがギュギュッと凝縮された焼貝と、熟成感のある「川鶴」や「常山 大吟醸」など味わい深い酒の組み合わせには、言葉もなくただただ次なる一口を促される。
酒はいずれも店主自ら蔵元の顔や考え方を知る銘柄ばかりだ。ほかにも出汁に、肝料理にと貝の魅力を余すことなく発揮させる様々な料理がズラリ。専門の料理人が貝本来の味を引き出した料理は、早くも満席御礼の人気を博している。
【推薦者はこの人!】
小寺慶子(フードライター)
「肉に次ぐ好物は実は貝。刺身、焼貝、一品料理、こちらでいただく貝の美味しさときたら! 厳選の日本酒と貝なら無限に飲んで食べてできそう。魚貝をメインに扱う店も増えており“今年は貝よ来い!”です(笑)。」
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