その道一本!ひとつの食材を極めた専門店の別格鍋4選

〝餅は餅屋〞。ならば……、○○専門店の○○鍋はテッパン!
ひとつの食材に特化した店ならば、その扱いには長けており、旨いこと間違いなし。

ということで、その道一本の専門店が供する別格すぎる鍋4選をご紹介。
はまぐり、いわし、あわび、たこのスペシャリストが作る鍋に胃袋を委ねよう。

【蛤】はまぐり

煮ても焼いても蒸しても美味しい旨み成分をたっぷり含む貝。
高たんぱくで低カロリー。タウリンなどの栄養も豊富だ。

写真は1人前。茨城県鹿島産、三重県桑名産に中国産の3種類。活きのいいはまぐりならではの凝縮した旨みが楽しめるシンプル・イズ・ベストな鍋。温度が上がったら豆腐や白菜、ねぎなどの具を投入。〆はおじやを楽しもう

最後の一滴まで飲み干したい濃厚な旨さに驚嘆『はまぐり』の"はまぐり鍋"

食の激戦区・新宿三丁目でこの道40余年。貝料理専門店を謳うだけあり、通年ものから旬まで常時25種類を取りそろえる。

10月から4月まで登場する鍋メニューの中でも特に人気なのが、屋号に通じる「はまぐり鍋」だ。水分が少なく旨みも濃厚な鹿島産に水分がやや多めであっさりした桑名産、やや肉厚の中国産。3種類をそれぞれ食べ比べできるというのも一興だ。

まず、黄金の鰹出汁を沸かす前にはまぐりを沈める。沸騰させてから入れると、熱さでショック死するらしい。ぬるま湯から強火で一気に茹でてやると、我慢に我慢を重ねた末、たまらず口を開ける。この瞬間、旨みが出汁にたっぷりと引き出される。

さらに鶏肉を少量加えることで、淡泊な味わいに深みがもたらされる。口が開いたら身が硬くならないよう10秒ほど出汁に浸していただくとしよう。弾力のある食感、滋味妙味が溢れ出すはまぐりは、食べ手を誘惑するほど艶めかしい。

はまぐりは産地によって貝殻の色も大きさもさまざま。貝の旨みがたっぷりとしみ出た出汁はふくよかな味わい。野菜や〆のおじやもしみじみとした美味しさに

末広亭の並びから現在の場所に移転。創業40年の貝専門店。1階はカウンター席、2階には座敷席もあり

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