今年も残すところあと僅か。気づけば師走はあっという間に過ぎてしまった…と思う人も多いだろう。
毎日喧噪に駆られる東京人の私たちは、時には一人になって物思いにふけったり、頭を空っぽにしてリセットすることも必要。
大掃除やら年始の買い出しやらで大忙しの貴方も、ちょっと抜け出して小一時間、こんなカフェで今年を振りかえってみてはどうだろうか?
”暖炉”で癒される~『MERCER BRUNCH』
本格的な石造りの暖炉がリラックスしたひと時を演出
「平日がオフの人たちのためにつくりたかった」と語るのは、クリエイティブ・ディレクターの森野氏。街中にあふれている会社員で賑わうカフェではなく、ウィークデイでも休日の静かな時間がここには流れている。
六本木であることを忘れてしまう閑静な立地であるのもそうだが、その最たる理由は、黒と茶を基調とした落ち着いた店内に差し込む自然光だ。大きな2面採光の窓は、店内を開放的に見せる視覚効果にも一役かっており、暖炉の柔らかな光と、爽やかな自然光が織りなす3重奏は、日常を“オフタイム”にしてくれる。
”テラス”で癒される その①~『RH Cafe』
寒空の下でも陽だまりがあれば、気持ちの良いテラス特等席もある
テラス席の魅力は言わずもがな“眺望”だが、六本木・西麻布は、実は、テラス席に向いているエリアと言える。というのも、ビル同士が近接していないため見晴らしが良いのだ。
そこでおすすめなのが、“都心を一望”できるテラス席。なかでも、西海岸のリラックスした空間づくりを得意とする『RH カフェ』は、ぜひともお店選びのリストに追加していただきたい場所。
ちょっと健康にも気になる貴方なら、スムージーを片手に、キラキラと光る摩天楼を眺めながら、ゆったりと過ごされてみてはいかがだろうか。
※こちらの店舗は現在閉店しております。
”テラス”で癒される その②~『RANDY』
屋外ヒーターは意外と力強く暖をもらたしてくれます!
150本の桜並木の中に、すっぽりと収まるように佇んでいるのが『RANDY』。小山薫堂氏が、知人で食通のランディー氏を驚かせるために命名したというお店は、いまや人気店のひとつだ。
そしてこちらの特等席は、四季を感じられるテラス席。圧巻なのは、3月下旬~4月上旬の桜のシーズン。桜が目の前、というよりも真上に咲き乱れる感じ。そのほか新緑時期の木漏れ日や、紅葉などもじっくり楽しめるテラスとして知られている。
季節ごとに変えるという色とりどりの植栽の花々と、ホスピタリティの高いサービスも人気を下支えしている要因だ。13:00過ぎが、ゆっくりできる狙い目。
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