前回のあらすじ
大阪で生まれ育ち、とあるインターネット広告代理店の大阪支社で働いていたシンゴ(28)は、社会人6年目で突然の東京転勤に。東京で6年振りに会った大学時代の後輩「優子」との合コンは惨敗。PR会社に勤務し、すっかり都会に染まってしまった彼女に、完膚なきまでにセンスの無さを叩きのめされることとなった。そんなシンゴが少しだけ東京に慣れてきた頃のお話。
東京☆ビギナーズ第2話:決戦は金曜日。「ご飯が普通。こんな合コン嫌」と麻布十番で言われた衝撃。
「結果にコミット」は、仕事だけだとつまらない。
「いや、だからそれだと、せいぜい担当者レベルでOKしか出ないですよ。この業界それだと、要するに何も決まらないに等しいのは常識ですよね?」
淡々と企画のダメ出しをしているのは、東京に来てちょうど二か月の広告営業マンのシンゴだ。外注先から上がって来たWEBのPR企画が、クライアント......
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