2015.12.19
華麗なる独身生活 Vol.1我々を恋愛から救うものは、理性よりもむしろ多忙である。
—これだけ若くて、上場企業の役員だなんて、選り取りみどりだと思いますが、どんな女性がタイプですか—
いえいえ、そんな立場でもないですが、しいてタイプをあげるなら「多忙な女性」がいいですね。
僕は、普段、秘書に分単位で予定を管理されているのですが、だからこそ、プライベートでは、そっとしておいてほしいというか。男性が忙しいことを気遣って料理作ってくれたり、掃除してくれたりといったように、気を使ってくれる女性は多くいると思うんです。
だけど、秘書から毎日「社長、次は、このミーティング、30分後に別のミーティングが別のフロアで入っています」というように分刻みでスケジュールを管理されているので、家でもテキパキしている方だと会社のデジャヴかと感じてしまうと思うんです(笑)ありがたいのですが、先周りして、用意されればされるほど、自由がなくなるように感じてしまうのです。
—それは、盲点ですね・・エグゼクティブからすると、逆にそういう気持ちになるんですね・・世の中の女性は、良かれと思ってしているのでしょうが。—
人によってそういう女性が好みという方も多くいるので、それぞれ好みがあると思いますが、私の場合はそのように感じてしまいます。仕事で忙しいからこそ、自分のために色々とやってくれていると思うのですが、それが私の場合は逆効果だったりします・・・
お客様や社員との会食なども含めて、仕事にかける時間が多い分、パートナーに対してかけられる時間が僕にもそんなにない、となると、自分一人の時間を大切にできたり、パートナーとの予定以外にも自分の予定が入っている女性の方が合います。芥川龍之介の本に書いてあったのですが、、「われわれを恋愛から救うものは、理性よりもむしろ多忙である。」と。その通りだなと。時間があれば、いろいろ良からぬことを想像してしまったり、疑心暗鬼にもなってしまいますからね。
—なるほど。他にはありますか?—
あとは、仕事で気が張っているので、できれば完璧に家事炊事するようなタイプよりは、素朴な方が居心地いいですね(笑)。天然というか、空気感がふんわりしている女性。
普通の感性を持っていることも重要です。例えば、
「ありがとう」と「ごめん」がちゃんと言えるなど、当たり前のことをちゃんとできることはとても大切だと思っていて、今後も、その感覚は、ずれたくないと思っています。
ーなるほど。では、エクゼクティブな山内さんが女性に求めるのは、「多忙」「天然」「感覚が普通であること」の3つに集約されると。顔は関係ないですか?—
僕の強みは、いいところを伸ばすところなので(笑)上の3つが備わっていれば嬉しいです。
—ちなみにご結婚は?—
結婚は、タイミングだと思っています。僕の場合、社員もいるので、業績好調で見通しが立っているときにしたいと思っています。するとしたら、35歳頃なのかなぁと漠然と思っています。
エグゼクティブ・山内的勝負レストランは?
—山内さんが女性をもてなすときのモットはありますか?ー
女性に対してだけではないですが、相手の立場になって考えるということですね。嫌いなもの、好きなものもそうですし、その週に食べるものや、その店に行ったことあるかどうかについてもさりげなくヒアリングします。どうせ食べるなら、初めてのお店の方がテンション上がるじゃないですか?せっかく一緒に時間を過ごすなら少しでも、盛り上がって欲しいなと思ってお店を選びます。
最近でお気に入りの店は、西麻布の鮨『麻葉』です。去年オープンして間もなく、大将はまだまだ若いですが、腕は確実ですし、何度もリピートしています。大将とはもう4年来の仲で自分の辛い過去も理解してくれているので、そういう意味でも信頼を置いているお店の一つです。
西麻布の鉄板焼き『寺』も好きですね。スタイリッシュな店内でお忍び感もありますし、「生うに焼ご飯添え」は必ず喜んでもらえます。雲丹の量が、ごはんを凌駕していますから(笑)
山内隆裕(やまうち・たかひろ)
サイバーエージェント取締役 兼 CyberZ代表取締役社長
1983年生まれ。立教大学卒業後、サイバーエージェントに入社。2009年、モバイルマーケティング会社CyberZ設立と同時に代表取締役に就任。2012年より、サイバーエージェントのスマートフォン広告事業管轄、取締役に最年少で就任。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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