海外から上陸多数! 2015年に注目を集めたベーカリー総ざらい!

2015年は世界的なベーカリーが次々に海外進出を果たし、その記念すべき第1号店にたびたび東京が選ばれた。アメリカを筆頭に、スペイン王室やオーストリアの王家御用達のパン、パリで指折りのブーランジェリーの登場など、日本のパン業界に新しい風が吹いた1年だった。パン好きが歓喜した、2015年をここで振り返ろう。

フローズンスモア™(上)¥780/DKA(中左) ¥550/Mr.Roboto(中右)¥350/クロナッツ®(下)¥550

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

パン業界に旋風を起こしたハイブリッドスイーツを食せ!『ドミニクアンセルベーカリー トウキョウ』

ハリウッドセレブも行列に並ぶ、NY で絶大な支持を集めるペイストリーショップが2015年6月、日本に上陸。オープンするなり話題を呼んだのが、ドミニク氏の独創的で斬新なアイデアが詰まったハイブリッドスイーツだ。

クロワッサンの食感とドーナツを組み合わせた「クロナッツ®」や、マシュマロの中にアイスクリームをしのばせパリッと焦がした「フローズンス モアTM」などは、まさに2015年の顔ともいえる逸品。

ショップには、ドミニク氏が日本の食材にインスパイアされた日本限定のパンをはじめ、新鮮でクリエイティビティあふれる“作品”が並ぶ。見て楽しく食べて美味しいパンの数々は女性ウケもよろしく、差し入れにも最適。まだ味わっていない人は、今年のうちに足を運ぶべし。

ショソン・ア・ラ・ポム・フレッシュ(右)、エスカルゴ(左) 右・青森県「竹嶋有機農園」のりんごを皮付きのまま半割りにし、砂糖を使用せずにパイ生地で“蒸し焼き”にした素材本来の味わいを堪能できる一品。¥590。左・看板商品の「エスカルゴ」は全5種。写真は有機チョコチップとピスタチオペーストを練り込んだショコラ・ピスターシュ¥590

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

名ブーランジェが手掛ける地産地消のヴィエノワズリー専門店『リチュエル パー クリストフ・ヴァスール』

『アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ』ほか、多くのガストロノミーレストランに支持されるパリ随一のブーランジェ、クリストフ・ヴァスール氏の海外初進出となるヴィエノワズリー専門店がオープンした。

ヴィエノワズリーとは、酵母発酵させたパン生地やさまざまなペイストリー生地を焼いたパンの総称。パリ店と同じ本物の技術と石床式オーブンで20世紀初頭の伝統的な味わいを再現している。

できうる限りローカルであることを追求し、北海道や山梨、千葉などの最高品質の有機素材を使用。パリ本店でも食べられない日本限定品も展開する。

この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo