発表! 2015年、もっとも輝いたレストランはここだ!

『東京カレンダー』では創刊15周年目にして初となる、レストランアワードを開催! 2015年の食のトレンドを振り返りつつ、取材で培った編集部の独断と巷の声を統合し、今年もっとも輝いたレストランを3店舗決定。

栄えある第1回目の「RESTAURANT OF THE YEAR2015」受賞店は『炭火焼肉 なかはら』だ。

焼肉を“和食”の域へと引き上げる
そのカッティングはまさに職人技『炭火焼肉なかはら』

昨年の11月、三ノ輪から市ヶ谷へと移転した当店。

だが、肉のグレードは以前と少しも変わらない。否、より上質になった感がある。店名に自らの名を冠したところにも、新しい店にかけるご主人中原健太郎氏の意気込みと熱い思いがみてとれる。

ステーキを味わったかのような充足感と存在感――。それがここ『炭火焼肉なかはら』的焼肉の醍醐味のひとつだろう。それは、ただ選りすぐりの牛を一頭買いしているから……だけの理由では決してない。

もちろん、それも一理あるだろう。血統や飼育日数等のデータを把握、時には生産者を訪ね、牛の飼育環境までもその目で確かめたうえでこれと決めた牛だけを競り落とす。

さらには飼育日数30カ月以上のA5ランクの処女牛のみを扱うといった徹底した肉の吟味も、中原氏にとっては特別なことではない。

中原氏が目利きした、その日、最も食べ頃の牛肉7種類と前菜が次々と登場する「おまかせコース」。こちらはイチボと肩三角。イチボは他店のそれとは違うプリプリとした歯切れ良さが楽しい。一方、肩三角は腕の部位で、赤身ながら霜降りが強く、味も濃い

そう、当節、肉に一家言持つ焼き肉店、或いは肉職人ならば、至極当たり前のことだろう。だが、ご主人の中原健太郎氏は常にその一歩先を行こうとしている。

血の味の濃いハラミは野性的な風味とコクのある旨みが特徴。またブリスケとは、前股の内側にある肩ばら肉のことで、本来は固い部位も中原氏の手にかかれば独特の小気味良い食感に生まれ変わる

みすじは肩甲骨の内側の部位。本当に良い部分はわずか1㎏しか取れない貴重品だ。また、シンタマカブリはモモ肉の中でも上質なシンタマの一部。肉質がきめ細やかだ。どちらもタレでいただく。肉が折り重なって層となり、独特のジューシー感を楽しめる

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