吉田類の酔いどれ人生相談 Vol.1

『酒場放浪記』の吉田 類が酒を片手に頑張ってアラフォー女性のお悩み解決!

『吉田類の酒場放浪記』最新DVDをPRしつつ全国各地を飛び回り「酒縁社会」の大切さを説く酒場のアイドルこと吉田類。そんな吉田類が、今回は酒場で人生相談。酒を片手にアラフォー女性のお悩みを、優しく、鋭く、解決!

鰻の串焼きと黒ビールに舌鼓、の類さん

お悩み1:親に甘えている弟に腹が立っています!

──さて、類さん。本日は40代の女性からたくさんお悩みのお便りがきております。レディーススペシャル・アラフォー大会!とでも称しましょうか、是非ご相談の程、よろしくお願いします。 ではおひとり目は43歳の方です。

「40歳の弟がいます。定職につかず彼女も友人もおらず、引きこもりではないのですが、実家暮らしで、ネットで小遣いを稼いでいるようです。心はやさしく、家事は得意で、年老いた両親を助けてくれるのはありがたいものの、そんな弟に腹が立ち、また両親が弟を甘やかしているのも情けなく思います。私は弟と対峙すべきでしょうか、それともこのまま見逃しているべきですか?」

類「口を出すべきではない!」

――気持ちよく即答! そうなんですか?

類「当人たちが幸せにやっているんだから、口をだすことはないよ。家族とて、価値観を押し付けてはいけない。この女性は独身なの?」

――書いてはいないですが、もし独身だったらどうすれば?

類「弟のことよりも自分のことを考えなさい。写真に電話番号を添えて、編集部の吉田類係に郵送!」

お悩み2:外出が続くと、ふたり暮らしの母の機嫌が悪く・・・

――吉田類係=私ですね。はい、よろしかったら、ぜひ。では続いては、41歳で実家にお住まいの方です。

「母とふたり暮らしですが、折に触れギクシャクします。外出が続くと気まずくなったり、家で食事をしないと機嫌が悪くなったり……。対処法を教えて下さい!」とのことです。

類「それも簡単! 放っておけばいいんです。そしてあなたは、自分の好きなようにやる」

――それで、もしお母さんがキレた場合には家庭崩壊の危機が!

類「そのお母さんだって、もういい年でしょ? そんな世代の人が、子離れができていないのはダメ。冷たいようでもポンと切り離して、お母さん自身の今後の人生の目標や喜びを見つけてもらわないと。母親であっても、いち人間としての自立を考えましょう、と堂々と言えばいい。もちろん、娘さんがそのための手助けをするのはいいことですよ」

――確かに、最近そうした題材の本をよく書店で見かけます。

類「そろそろ、日本人も甘えの構造を見直さないとダメだよね。それは結果的にお母さんの人生のためにもなると思うし。だから食事でも外泊でも、どんどん出かけて、上手に距離を置くべき!」

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