2015.11.05
豊かな玄界灘を目の前に、山や野にも恵まれた福岡。大陸からも近く、早くから食文化が成熟してきた街だ。
どこへ行っても、おおらかで人懐っこく、出張族であってもあっという間に溶け込める。
“うまかもん”を腹いっぱい気分よく。誰もが虜になる理由がそこにある。
女将の手作り大皿料理がずらり人恋しい出張の夜に訪れたい『八女本家』
水ナスとゴーヤの酢の物に牛筋煮込み、野菜と鶏1羽の地獄炊き……。カウンターの上に14~15品、大皿料理がずらりと並ぶ。午前中にダシを取り、ほぼ一日かけて女将の松本翔子さんが手作りする料理は、家庭料理のあたたかさとプロの繊細さが同居した味わい。
開店と同時に店が常連客で一杯になる。「一見さんがやってくるのは一年のうち数回」とはいうものの、座ってしまえば不思議なほど落ち着く空間。価格も手ごろで、リピーターが多いというのもうなずける。
シメに大人気のルーから作るカレーやテール入りのおでんもぜひ味わいたい。
特注の鉄鍋で焼かれる一口餃子いくつ食べても飽きない味『博多餃子 游心』
外はパリパリ、中はモチモチ。特注の四角い鉄鍋で音を立てながら運ばれてくる『游心』の博多餃子は、’99年の開店当初から不動の人気メニューだ。中力粉で作った皮の外に強力粉を付け伸ばしているので、中はモチモチ感を保ちながらも外はキツネ色の羽根がピンと立つ。
「ヘンな店がコンセプト」と笑うご主人は、脱サラ後、ほぼ独学で店を立ち上げた。それだけに、隠れ過ぎているほどわかりにくい場所にある店内は、店名同様ひとりでも気負いなく訪れられる遊びであふれている。
「関サバより美味い」五島の真サバや新鮮なホルモン焼きなど、博多の旬がたっぷり待つ。
博多っ子に静かな人気のラーメン居酒屋的にも使える中国料理屋台『屋台おかもと』
2~3日かけてじっくりと炊いたとんこつラーメン目当てに訪れる客が後を絶たない。コクがありしっかりと旨みがありながらも、あっさりしていると、仕事帰りのビジネスマンやOLがこぞって注文する一品だ。渡辺通のオフィス街の屋台の人気に乗じて中洲に実店舗ができたほど。
このほか、屋台の定番、おでんや焼き鳥のほか、マーボー豆腐やトマタマ、ブタキムチなど、中国料理のメニューも充実。炭火で焼きあげた牛サガリステーキは、外はカリっと中はジューシーで焼酎が進む味わい。常連客ももちろん多いが、観光客も少なくなく、居酒屋感覚でふらりと訪れられる。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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