西麻布で味わえる生ハム出汁の悶絶スープ「スープドガルビュ」が旨すぎる!

curated by
船山 壮太

かつて、東京カレンダーのビストロ特集で訪れた赤坂の『コムアラメゾン』。こちらのスペシャリテである「スープドガルビュ」に心底感動した私。「スープドガルビュ」とはフランス、ランド地方のママの味。最大の特徴は、生ハムでダシを取ること。そこに白インゲン豆、ちりめんキャベツ、じゃがいもなどを入れてコトコト煮込んでいきます。
(そのときの記事はコチラ)

決して派手ではないけど、一口啜ると胸をやさ〜しく撫でられたような心地に。そんな温かな味が印象深く残っているわけです。同店の涌井シェフがフランスでの修業時代に教えてもらい、その味を守り続けているのだそうです。

具材が盛りだくさんなので、一杯でお腹いっぱいになる。多幸感を味わえるスープ

そんな想い出に浸っていたときのこと。友人から深夜の西麻布で旨いスープを飲んだ、という連絡が。「それ、何?」と聞くと、なんとその「スープドガルビュ」だというじゃありませんか。そこで、上記のようなエピソードを話したところ、なんとそのお店のシェフは『コムアラメゾン』で修業をし、その味を伝承してもらった方だと。

「これはデスティニー!」とばかりに早速、そのお店を訪れました。

六本木通り沿いのこの看板が目印。お店は地下にある

場所は西麻布交差点から六本木方面に2分ほど。表通りですが、地下にあり、目印はこの看板のみ。見落とす可能性大です。こちら『Lis(リス)』は、フランス料理を学んだ堀川シェフが開いたお店(ちょうど1周年と言っていました)。

店内はBARっぽいですが、「居抜きなんで!」と、正統派のビストロ料理を提供しています。カウンターがあり、一人で訪れてもみんなでワイワイできます。

LisのSがリスになっている可愛らしいロゴ。ハートランド¥600、グラスワイン¥600〜と心配になるレベルで安い

注文が入ってから切り分ける生ハム¥900

この一杯のために訪れてもいい。本当に旨し!

その日は、すでに食事を済ませていたので、「スープドガルビュ」と生ハムだけをいただきました。生ハムは、パルマ産のもので、脂の乗りがよく、カットも少々厚め。これは旨いっす。ハムを食べつつ、グラスワインをいただきつつ、目的の逸品が完成するのを待ちます。

そして、来ましたー!こちらが、正真正銘「スープドガルビュ」。この時点で24時近く。この時間にこれが食べられるのはうれしい限りです。味は先のお店を受け継いでいるだけあって、しっかりとおダシが出ており、白インゲン豆のホクホク感もしっかり感じられる。寒い夜だっただけに、心から温まることができました。

う〜ん、これは通ってしまいそう。メニューを見ると、パテやコンフィ、赤ワイン煮などのオーソドックスなメニューがそろう。美味しそう。そして、気まぐれで出るカレーやホットドッグも絶品だとか(他のお客様談)。

また、この日お店で話題になっていたのが11月3日(祝)に行われる「西麻布 太陽祭」。普段は闇夜の営業をしている西麻布の飲食店50店の方々が、太陽の下(11:00〜16:45)までの営業を行うというイベントです。今年で15回目を迎えるらしく、毎年この日は西麻布の飲食店の方々がベロベロになり、徘徊するとかしないとか。

普段、夜の西麻布で遊んでいる方々も、ぜひこの日は昼から西麻布で楽しんでみてはいかがでしょう。ということで、心も温まり、有益なイベント情報もいただき、「あとは寝るだけ」と夢見心地で帰路についたのでした。


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