トロトロ? またはふんわり!? 悩ましいほど絶品なたまご料理6選

好きなたまご料理は?という問いに対して、東京カレンダー編集部員が自らのとっておきたまご料理をご紹介!色々な形に、色々な食感に変身する、たまごの果てしない可能性が見えてきます。

オムライスは¥900。一度で良いからすべてのトッピングを乗っけてみたい(未だ叶わず)

『キッチン パンチ』のオムライス
編集部員 船山壮太選

雑誌で中目黒特集や洋食特集をやると、必ずと言っていいほどこの『キッチン パンチ』が掲載されている。そこで見る、あのお父さんの底抜けの笑顔が忘れられなかった。はじめて雑誌で見たのは、もう10年以上前な気がする。無論、お父さんは現在も健在で、お店で元気に挨拶をしてくれる。

洋食屋ほど(魅力的なメニューが多く)セレクトに困る場所はないのだが、こちらで頼むのはオムライス一択。好きだから、という以上に、独自の「のっけシステム」によって、洋食屋のあれもこれも食べたい欲求を満たしてくれるから。ハンバーグだって、エビフライだって、クリームコロッケだって乗っけられる。大人様ライスの完成だ。

オムライスの味はあくまでスタンダード。母の味わいってほど、オムライス作ってもらってないけど、本当そんな感じ。好きなトッピングはハンバーグ。まずはケチャップで、その後芳醇なデミグラスソースをかけて食べれば、味の変化も楽しめる。ノスタルジーって言葉の意味は正直よくわからないけど、店を出たあと、やっぱりノスタルジーな気分になり、また来ようと思う。こういう店をいくつ持っているかが、大人の男に深みを与えるのだと、最近つくづく思う。

パンチと聞くと「平凡パンチ」を思い浮かべてしまう。世代じゃないのに。書体が似てます、、よね?

ふわふわのたまごと、とろーりとしたあんかけがうどんに絡まって、美味快感に陶酔してしまう

『豊前房』の絶品かきたまうどん
副編集長 昌保博之選

代官山在住の僕は、週2回は中目黒で食事をとる。いま、いちばんのお気に入りの店は『豊前房』。
ここ、創業18 年目になるうどん屋は、その味に魅せられ10 年以上通う常連客が多くいる人気店。全国から厳選した素材を集めて、例えばうどんにのった昆布ひとつにしてもすごく美味しい。

数あるメニューのなかでもおすすめしたいのが、たまごたっぷりのかきたまうどんだ。

ツルリとしたのど越しが自慢のうどんに、ふんわりたまごと滑らかなあんかけが絡まって、極上の味わいを醸し出す。
少し肌寒い日に食べると、カラダ全体がこれを欲しがっていたような気持ちになり、美味快感に陶酔してしまうほど。そのほかのメニューもすべて安定した旨さだが、ぜひ一度この絶品かきたまうどんを味わってほしい。

左は店の店主。右はここの常連客である『東京カレンダー』のアートディレクター日向氏。平日はいつも常連客で賑わっている。うどんのほかにも酒のあてになる一品料理も豊富にある

『グラマシー テーブル』のトリュフオムライス
編集部員 鮓谷裕美子選

アフロディジアックなものが大好きです。美の神、アフロディーテが語源の言葉です。

それはたとえば赤ワイン、いちじく、牡蠣、カカオ100%のチョコレート。

そのなかでも調味料といってしまいたいアフロディジアック食材ってありますよね。“それ”そのもので“それ”になってしまうやつです。ウニ、ポルチーニ、といった食材って、全ての味を凌駕するじゃないですか。そのなかのひとつ、トリュフは、その香りを思いっきり吸い込んで、トリップしたら、とりあえず赤ワイン飲んで、今日一日終了!おやすみ!となってしまいたい食材です。

そのトリュフを贅沢に、ひとつ使って作ったオムライスがこちら。ジャガイモとトリュフのペーストがごはんと炒められ、たまごでくるんだ後にもパラリ。

ひとくち、口にしただけで、たまごの味とトリュフの香りが滑らかに舌を滑り鼻腔に突き抜けます。

たまご味、って、表現が難しい味のひとつだと思うのですが、その主張のあるたまごがこれまた主張が激しいトリュフに寄り添うんですね。

アフロディジアック、って「催淫効果がある」って意味なのですが、こちらはランチ限定メニュー! 悶絶。そんなところもアフロディジアックでいいんですね。

でも、ディナーにはトリュフオムレツに変わるので、それはそれで食べにいかなくてはいけないとは思っております。

ニューヨークのグラマシーな雰囲気の隠れ家なところも好きです

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