ビジネス街の味方!昼に行列の大人気うどん&蕎麦4選

忙しいビジネスマンにとって、手軽に食べられるそば・うどんは、昼時の強い味方。ファストフードといえども、せっかくならば素材・味にとことんこだわったものをいただきたいもの。

本鰹の出汁の旨みが香り高いそば、濃厚なつゆがインパクト大の新感覚のそば、そして、職人技がさえる本場の讃岐うどん、いずれも名高い人気店を紹介。

「ぶっかけ おろし」。「ぶっかけ」は同店の人気メニュー。うどんを引き立てる器には、国の伝統工芸品に指定されている愛媛県の砥部焼を使用

本場仕込みの足踏みが独特のコシとのどごしを実現『本場手打讃岐うどん 谷や』

店主の谷和幸氏は香川県高松市出身。讃岐うどんの名店『もり家』にて8年間研鑽を積んだ後、2010年東京の日本橋人形町に進出、讃岐の伝統的な製法にこだわった専門店をオープン。

生地は気温・天候・湿度に合わせて塩分濃度や加水率を調整。その日の生地の様子を見ながら、6〜7時間かけて踏んでは寝かせる作業を繰り返し、独特の強いコシを生み出す。

毎日4時間以上かけて作る出汁も、香川県伊吹島産「伊吹いりこ」など厳選された天然素材のみを使用。見事にうどんの旨みを引き出している。揚げたての天ぷらも好評。当分、行列が途絶えそうにない人気店だ。

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

「かけうどん」まずはつゆをそのままで味わい、次にしょうがを入れて異なる味を楽しみたい。香川名物、海老ちくわが磯の風味を加えている。大盛無料

いりこの旨みをがつんと効かせ本場讃岐の味を忠実に再現『讃岐うどん ちょうさ』

店主は、香川県観音寺市出身。慣れ親しんだ本場の味をと、東京の日本橋馬喰町に開業。

讃岐の味そのままを提供する為に、素材選びにはとことんこだわる。粉は北海道産をメインに九州産も加え、一晩寝かせて、もちっもちっとした抜群の食感に仕上げる。季節によって、粉の配合や水の量を変え、常にベストな状態を追求。

出汁は、香川県伊吹島産「伊い吹ぶきいりこ」を使い、北海道産の昆布を加えて作る。つゆを一口すすれば、いりこの旨みのインパクトに納得。「東京で讃岐に一番近い味」と常連客が口をそろえるのもうなずける人気店だ。

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

「冷たい肉そば」卵つき。豚肉・胡麻・海苔がたっぷり乗ったその力強い姿に圧倒され、食欲を刺激する。辛みの効いた斬新な味わいはまさにそばの革命

スタイリッシュな店で、斬新な「そば」と出会う『港屋』

「Minatoya」の控えめな店名プレートを見て、「立ち食いそば」の店をイメージできる人はなかなかいない。唯一無二、こだわりのそばを提供する店で、連日サラリーマンが、開店前から長蛇の列を作る、西新橋の超人気店。

一番人気は、「冷たい肉そば」。太くてコシの強いそばに、甘辛く煮た豚肉・胡麻・刻み海苔をたっぷりと盛り付け、甘めの濃厚つゆに絡めて食す。特製のラー油が入ったつゆが絶品で、そのインパクトに打ちのめされる。

ボリュームも満点で、忙しい昼時、がっつり食べたい人も大満足。鶏の旨みが効いている「温かい鶏そば」もおすすめ。

左.「かけ」まず最初に試したい、出汁の旨みを堪能できる一品。ライスを頼み、サービスの「粉かつお」をかけた、おかかご飯と一緒に食すのもいい。右.「野菜天そば」季節の野菜の天ぷらが3種トッピング。ボリューム満点のメニューだ

老舗鰹節問屋が経営、天下一品のつゆに魅了される『そばよし 本店』

江戸時代後期より13代続く老舗鰹節問屋が2001年に日本橋本町に開いたそば店『そばよし』。出汁へのこだわりは最高レベル。

開店時には、一級品の本鰹をふんだんに使い、少量のサバ節と宗田節を加え、まろやかに仕上げた芳醇な出汁の香りが、店の外にも伝わってくる。

つゆは、出汁の旨さを活かして濃すぎず絶妙の塩梅。丼を口元に近づけると、その香りに魅了される。自家製ののどごしの良い細麺との相性も抜群で、一気に食べられつゆも飲み干してしまうほど。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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