「本当にここを通っていいの?」六本木のテレ朝通り界隈にある『食堂弐番』は、初めて行く人は絶対に迷ってしまう居酒屋です。六本木界隈に絶対の自信がある私でも、初来訪時は迷いに迷い、遅刻をしてしまったほど。
なぜならば、Googleマップが、役に立ちません。ゴール地点に行ってみると、どうみてもガレージなのですから。まわりをキョロキョロしてもそれらしき建物はない。「一本筋が違うのか、引き返すか、さあ、どうしよう、電話しようか…」。なあんて、ちょっとしたパニック感覚が味わえてしまいます(ぜひ、一度挑戦あれ)。
辿り着けたらそこは、お洒落な古民家。昭和ノスタルジックな作りを生かし、妙に落ち着く雰囲気が広がります。1階はカウンター主体で業界っぽい人が酒を酌み交わし、2階はしっぽりとした個室が何部屋かあります。
何回かお邪魔した私がおすすめしたいのが、ソファーのある個室です。和室に英国調のレザーソファーという和洋折衷の組み合わせが、昭和ルネッサンスで気分は上がりますし、そもそも座り心地がよく、ムフフな用途でいい仕事をしてくれるはず。
ここはプレモルの瓶(!)があるのがポイント高し。キンキンに冷えたビールにはエイヒレ(600円)、キャベツの浅漬け(500円)がよく合います。
後は欲望の赴くまま、フグの唐揚げ(1000円)、くじらベーコン(900円)、豚の生姜焼きなど、居酒屋メニューらしいお料理がラインアップ。けっこう食べても、だいたい二人で1万円〜という案配です。
これならば、デートでも、ちょっとした会食でも、気軽に使えます。六本木のラビリンス居酒屋、おすすめです。
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
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