
最後の一日に密着! さようなら、ホテルオークラ東京!
2015年8月31日、『ホテルオークラ東京』本館が53年の歴史を経て、幕を閉じました。今回は最終日の夜に行われた「フィナーレコンサート」と、消灯式などの様子を、写真を中心にお伝えしたいと思います。
「世界に通用する本物のホテルで、しかも欧米の模倣ではなく、日本の特色を出したホテル」(大倉喜七郎)。
その確固たる信念と美意識のもと建築されたホテルオークラ東京は、国内のみならず、海外からの評価も高く、本館の取り壊しが決定した後は反対の署名運動が起こったほどでした。
本館閉館後は、9月1日(一部、9月15日)より別館での営業がスタート。レストラン・バーをはじめとする主要施設は、そちらに機能を移します。最終日には、各レストランを本館で楽しもうとするお客様が訪れ、ラストオーダーのときを静かに待ちました。
本館のリニューアルオープンは2019年。改修後はオフィスが入居する41階建ての高層棟と、ホテルのみの16階建ての中層棟が建設される予定。日本を代表するラグジュアリーホテルが、東京オリンピックを前にどのように生まれ変わるのか。非常に楽しみです。
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