イタリアン好きに絶対食べてほしいMade in Italyの厳選食材6選

豪快に作れて見栄えもよく、なんだか幸せになれるのがイタリアンのいいところ。下手なイタリア料理店に行くくらいなら、自宅でワインとともに自分で作ったパスタの方がよかったりするもの。

そこで、生ハムからショートパスタ、バルサミコ、ケッパなどなど、厳選した“Made in Italy”の食材をここに紹介したい。

まずは、そのままでつまみにしても、はたまたサラダに入れたりと、なにかと食卓が華やぐ生ハムとチーズをこだわってイタリアから輸入しているお店をリコメンドする。

骨抜き処理がされた珍しいレガートタイプ。肉の味と脂の甘みがバランスよく整った最もベーシックな味わい。「パルマ産生ハム20ヶ月熟成」100g¥1,404

駒場東大前にある『ピアッティ』というお店に並ぶ商品は、すべて店主の岡田幸司氏が、惚れ込んで、作り手を訪ね、じっくりと話をしたものばかり。長年の経験による目利きと熱意で、これぞという商品を輸入する。常に進化し、訪れる度に新しい逸品に出会えるのも魅力だ。

左.約40kgのチーズを4種類の専用ナイフを使い分けてカットする。日本での扱いは『ピアッティ』のみのチーズ。「グラン・スペチアーレ」100g¥864~。右.パルマ産のスライサーで、生ハムを丁寧に切る店主の岡田幸司氏。味を確かめてほしいと切りたてを手渡すことも

「最近の一押しは、“パルミジャーノを超えたパルミジャーノ”ですね。パルミジャーノ・レッジャーノは、それだけでブランド価値がありますが、作り手があえてそう名乗らず、その上を目指して、栄養価の高い乳だけで作ったのが『グラン・スペチアーレ』です」と語る。

岡田氏は、バイヤーであると同時に、職人でもある。生ハムは、1㎜以下の違いを見極め、最適な厚さでスライスする。1日経った断面から6~7枚は切り捨て、最高の状態しか提供しない。

その日に食べるなら皿盛り、スライスから数日なら独自に開発したシートに包む紙巻き、それ以上なら真空パックで提供する。

「20ヶ月と30ヶ月があるけれど、必ずしも熟成期間が長い方がいいとは限らない。気候や好み、合わせるお酒など、気軽に相談してください。つまるところ、美味しさに感動してもらえればいいんですよ」

究極のイタリアチーズと生ハムを手に入れたいなら、駒場東大前に赴きたい!

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