“裏”中目黒の青葉台1丁目に美食が集中! いま食べるべき3店はここ

目黒川を渡り少し歩くと、川沿いの賑やかさから一転して閑静な住宅街へと景色が変わる。“裏ナカメ”とも呼ばれるこのエリアは、駅から徒歩10分弱、 決してアクセスは良くない。でもなぜか、中目黒屈指の美食店 がこのエリアに集結している。人通りが少なく静かな環境も好条件。坂道を上がれば西郷山公園もすぐ。ディナー後は、代官山まで夜の散歩もロマンチックだ。ハレの日は青葉台でディナーを。わざわざ訪れる理由がきっとわかるはず。

熊本産エコメ牛のロースト。ディナーは7品¥7,500、10品¥10,000の2コース

常識にとらわれない四季を堪能するフレンチ『SouRiRe』

オーナーシェフの湯澤さんは、銀座『ル・マノアール・ダスティン』にてスーシェフを務めた経歴を持つ。

ここでいただけるのは、日本の四季を感じられる食材を取り入れた湯澤シェフの創造性豊かなフランス料理。例えば、すっぽん、鱧などの和を象徴する食材を日本人の感覚でフレンチに落とし込む。

それは単純な和とフレンチのフュージョンではなく、「フランス人が食べてもフランス料理になるように」基礎を踏襲しつつの提案である。カウンター越しにシェフの手捌きを眺めつつ、次の皿を待つライブ感も堪能したい。

名物のニョッキはリコッタチーズを練り込んだなめらかな口どけ。芳醇な香りを纏うたっぷりの黒トリュフと一緒に

名店出身のシェフが手がける日替わりイタリアンに心酔!『Felicelina』

『アロマフレスカ』出身の濱本シェフが腕をふるうカウンター式イタリアン。シェフ自ら築地や生産者の畑に出向いて食材を仕入れ、日替わりでメニューを提案。

いつ訪れても新たな料理に出会えるのが嬉しい。ディナーは¥6,800のコースのみで、前菜、パスタから4品、メイン1品を好きに選べるプリフィクススタイル。

国産の魚介と野菜をアレンジしたメニューが中心で、パスタをたっぷり食べたければパスタ3品と前菜1品にメインという組み合わせも可能だ。肩肘張らないカジュアルな雰囲気の中、舌が唸る本格イタリアンを。

季節の食材を使った椀物。すだちがアクセントになった夏らしい味わい

季節の和食を堪能できる
『ひぐらし』

目黒川近くの裏路地に、昨年7 月オープンしたばかりの穴場の和食店。旬の食材を使った料理は、新鮮な魚介や野菜類が豊富。

カウンターとテーブル席がそれぞれ8 席ずつ。落ち着いた雰囲気のなか、美食を堪能できる。ひとりや少人数、または女性との気兼ねないデートにも利用できる、使い勝手の良さも魅力。温かい接客も好評だ。

ぜひ覚えておきたい、青葉台らしい名店だ。

中目黒駅から離れた青葉台エリア。ここに集うシェフたちはこぞって「お客様にはお店に辿り着くまでのアプローチも含めて、楽しんでもらいたい」と語っている。残暑、涼しげな目黒川に癒されながら、青葉台の美食を訪ねてみてはいかがだろう。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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