麻婆、担々、激辛鍋!後引く旨さの激辛グルメ11選

切り口から春雨がそるように出たら食べごろ

スタミナ満点のスンデで美活力アップ!
『辰家』の「スンデ ジョンゴル」

新大久保

パワーみなぎる情熱の赤。そこで煮込まれるのは、韓国女子の美容フード・スンデ。豚の腸詰めだ。太めの春雨タンミョン、もち米、10種の野菜を豚の血で混ぜたもので、血に含まれる鉄分やビタミンがそのまま生きている食べる増血剤。ゆえに美味しさの第一条件は新鮮さ。

こちらでは来客の7割がスンデ目当てのため、仕込みの回転も早い。ガツ、豚耳、軟骨とともに豚骨スープと薬念で煮込むとコラーゲンが徐々に溶け出し、スープはトロトロ。前日に本国で磨り潰したエゴマも加わり、血液がグングン巡る。

ふぁんそカムジャタン。じゃがいもと豚の背骨肉がたっぷり。唐辛子が入っているものの、辛さはほどほど。韓国味噌が穏やかなコクを醸し出している

美肌の主人の如く美しくなる薬食同源の美味
『黄牛』の「ふぁんそカムジャタン」

麻布十番

薬食同源の考えが、今も普段の食生活にキチンと受け継がれている韓国の食卓。素肌の綺麗な女性が多いのも、そうしたバランスの取れた食事が大きく関係しているようで、「牛や豚の骨から摂るコラーゲンたっぷりのスープやキムチをはじめとする多彩な発酵食品。そして焼肉やポッサム、サムギョプサルにしても、常にたっぷりの野菜と一緒に食べる。これが、美肌と健康の秘訣でしょうか」。

そう言って微笑むのは、チェ・ジウ似の女主人のユーヒさん。ここ麻布十番『黄牛』には、そんな美しくなるための料理が満載だ。

中でもおすすめは、写真の“カムジャタン”。豚の背骨肉とじゃがいもを煮込んで作る、日本でもお馴染みとなった鍋のひとつだが、同店のそれは、他とは一線を画すピュアにして滋味溢れる美味しさ。豚の背骨肉を、甘草などの漢方薬やニンニクなどと共に約2時間余り煮込んで摂るスープに臭みは皆無だ。

それも背骨は丁寧に水洗いをして血抜きをし、更に茹でこぼして汚れやアクを丹念に取り除くなど手間を惜しまぬ下ごしらえがあればこそだろう。隠し味に加える大根の干し葉やエゴマの葉と粉末が栄養価を高めると共に味に深みを与えている。クリアなスープが美味な参鶏湯も美肌作りに最適。ユーヒさんの肌美人ぶりを見れば、効果のほどは、推して知るべしだ。

「〆の韓国うどん」李家チョンゴルは全10品。チョンゴルには、特製ダレで味付けした牛肉と10種ほどの野菜が入る。通常の〆はごはんやラーメンだが、予約時にリクエストすればこの韓国うどんを用意してくれる

辛味スープで味わうシコシコのうどん
『李南河』 の「〆の韓国うどん」

代官山

オーナーの李南河さんが、自宅でゲストをもてなすように供する料理、をテーマにした韓国料理店。特にオーダー率の高いコースが「李家チョンゴル」。ナムルやチヂミといった韓国惣菜、旬の刺身盛り合わせなどが供された後に、メインのチョンゴルが登場する。

チョンゴルとは、さまざまな種類の具材をたっぷり入れた鍋のことで、日本で言うところの寄せ鍋。中に入った黒毛和牛や野菜から旨みが滲み出て、コチュジャンベースのスープは煮込むほどに複雑味が増す。

このスープに浸す“鍋あと”には、ぜひ韓国うどんをオススメしたい。見た目は半透明で太い葛きりのようだが、食感はシコシコで、喉越しがつるり。
のびにくく煮崩れしないのも特長で、日本風のうどんならばややもすると重い印象になってしまうが、この韓国うどんなら最後まで軽やか。

噛むたびに感じる独特な歯応えが心地よく、それが脳裏に一度刻まれてしまったら最後。日常の生活の中に、ふと「あ、あの麺食べたい」と思い起こす瞬間が訪れて、店への予約に勤しんでしまうかも。

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