チャーミングで美味しい! ようこそビストロ・ビアホールへ

枝豆にビールもいいけど、気になるのはお洒落のしがいがあるチャーミングなお店。ビストロ料理に、自慢のビール。時代のニーズを反映した最新鋭のビアホールへ、いざ。

定番メニュー、エイヒレのロースト焦がしバターソース¥1,400。北海道産エイヒレを使用

変化する味わいに注目大瓶“セゾンビール”『WINE & BELGIAN BEER Hemel
ミヤマス』

ここの自慢は、常時70種以上がそろうベルギービール。なかでも、酵母が生きるセゾンビールが名物だ。大瓶は、二次発酵が促進されているため、呑み進めるうちに味わいにグラデーションが生まれる。

呑み始めは食欲を掻き立てる爽やかな苦みが印象的だが、それが徐々にまろやかになっていくのだ。ホップが効いているので、自家製シャルキュトリーや炭火焼料理など、味のしっかりした料理と合わせるのがセオリーかと。

大瓶のビールをシェアしながら、大勢で賑やかに呑むのがベルギー流。アテは本場フランスで専門的にシャルキュトリーを学んだ佐山直嗣シェフの力作だ。ビールとの相乗効果をみなで語り合おう

セゾンビールは冬の農閑期にベルギーの農家が仕込んでいたのが起源。日本では珍しい750mlの大瓶は小瓶より味が豊かと評判だ。店には常時10種ほどの大瓶がそろう。¥2,000~

生ハム、コッパなど自家製シャルキュトリーが並べられたビアン・オールスターズ¥1,680

木内酒造が手がけたオリジナルドラフト『cafe 104.5』

フランス各地で研鑽を積んだ長澤宜久氏がシェフを務める店。まず試していただきたいのは、木内酒造製造の104.5エールだ。清々しい苦みと、ホップの豊かな香りが特徴のこのビールは、各国で絶大なる支持を得る老舗酒造ならではの出来映え。

アテには、スパイスの効いたパテやソーセージらの自家製シャルキュトリーが相応しい。強い味わいの両者が素敵な出会いを果たし、“つまんではビール”の繰り返しが止まらない。

ワールドビアカップなどにて受賞歴のある蔵元、木内酒造にオーダーした104.5エールをはじめ、各地のクラフトビール7種をドラフトでそろえる。充実したアテと組み合わせれば、味わいは無限大

餃子と東京ブロンド第7 版(¥500)。フリースタイルラガーで、飲み口が軽快。肉餃子と海老餃子があり、焼き、揚げ、水餃子を用意(肉餃子は各¥450、海老餃子は各¥550)

奥深き餃子&ビールの新世界!『WASH1N TOKYO』

サラリーマンからセレブまで、餃子にビールは全国誰もが好きな無敵の組み合わせ。おなじみのメーカーの代表的なビールと餃子を合わせるのが通常だけれど、ここではクラフトビール&餃子を提案している。

たとえば焼き餃子には香りと苦みを強調したIPA。餃子の餡がしっかりした味つけで肉の存在感も強いので、どちらも負けない。脂を流すというより、同時に引き立て合うという考えなのだ。

でもそれとは違う論理で、揚げ餃子にすっきりしたピルスナーを合わせ、餃子を全面にたたせる楽しみ方もある。正直、ハズレはない。1カ月に20種はタップが変わるので、常に飲んだことのないビールが登場するのもここの特徴だ。自分のなかのBEST餃子&ビールのバランスを見つけてみては?

タップがなくなり次第種類を変えるので、ビールの種類を書いた黒板は随時変更あり

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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