夏は夜。テラス席でのディナーは、夏の醍醐味だ。だが、美食家が満足できる店は少ないもの。スターシェフの料理とソムリエが厳選したアルコールを楽しめるのは、何といってもブルガリ銀座タワー11Fにある『ラ・テラッツァ ドン ペリニヨン ラウンジ』である。
銀座の風にハーブが香るイタリア解放区
イタリアンハーブが香る『ラ・テラッツァドン ペリニヨン ラウンジ』のテラス席は、初夏の今が最高のシーズン。アペリティーヴォだけでなく、レストランと同じクオリティの料理が楽しめると聞けば、利用しない手はない。
グラスでも楽しめる「ドン ペリニヨン」で乾杯するなら、前菜には是非「宮崎県産キャビア クロスティーニ」を。宮崎県産キャビアは、ルカシェフが生産者にリクエストして、塩分濃度を控えめに仕上げた特別なもの。サワークリームやオリーブと共にパンにのせて1缶(6g)を味わえば、極上のシャンパンとの相性に頬が緩む。
パスタメニューの中で見逃せないのは、ルカシェフが苦労して探したカプリーノチーズ(山羊のフレッシュチーズ)を使った、トマトソースのスパゲッティだ。まろやかなコクと旨みのあるカプリーノチーズと凝縮感のあるトマトースをスパゲッティに絡めて味わえば、まるでイタリアのリストランテにいるような錯覚さえ覚える。
食後向きのカクテルは、自家製リモンチェッロやオレンジウォッカを使った「スッド」。南イタリアの甘い香りを、デザート感覚で楽しみたい。