足を運びたい、古典酒場 Vol.1

基本はこの店! 一度は行きたい古典酒場6選

この夏は古典酒場にデビューしてみませんか? 今回紹介するのは立呑みの店ばかりなので、ワイワイ騒がずサッと飲んでハシゴするのが粋。

生うに牛巻き¥2,300

旨い肴にこだわる酒飲みたちの聖地『かねます』

勝どき

酒好きの間で「月島の飲み屋の名店=かねます」の方程式を築き上げた名酒場。

立ち退きによって現在の場所に移転するも、その人気ぶりは健在で、開店直後に店内が客で溢れかえることもしばしば。

毎朝、築地で仕入れる鮮魚など、店の黒板には常時15種ほどのメニューが並ぶが、『かねます』の"顔"は軽く炙った牛肉で生うにを巻いた「生うに牛巻き」。これを目当てに足を運ぶ酔客も多い。

左.L字型のカウンターは開店直後からいっぱいになることも

右.ぐじの昆布〆(¥1,500)。一口噛み締めば、ぐじのねっとりとした旨みが口の中に広がる

予約は不可のため、4時の開店前から店前には行列が。月島というエリアまで、上質な肴を求めグルマンたちが足繁く通う。

ほかにも「ぐじの昆布〆」や「かぶら蒸し」など素材を活かした料理まで、嬉しい肴が並ぶ。立ち呑みに酒以外の目的を見出した強者でさえも、納得せざるを得ない。

幕末からの老舗酒屋が営む角打ち酒場の代表格『鈴傳』

四谷

角打ちという言葉をご存じだろうか。九州地方の方言で、要は酒店のカウンターで楽しむ立ち呑みのことだ。都内にも角打ち酒場は多くあるが、なかでも嘉永3年創業という長い歴史を誇る酒店がこちら。立ち呑みを始めてから60年以上が経つという老舗である。

その魅力は何といっても酒店ならではのリーズナブルな価格と、豊富に揃う日本酒。季節によって用意される地酒は十数種類にもなる。肴も多数揃い、もつ煮やニシン煮つけなどの料理が素朴で旨い。

人情味溢れる店主を今宵も常連の輪が囲む『王将』

新橋

烏森神社の参道というちょっと変わった立地。それでなくても、一見にはハードルが高い店だ。昭和34年の創業から変わらない屋台風の佇まい、8人も立てばいっぱいになるカウンターで肩を並べるのは、背広姿の常連ばかりである。

もちろん、一見お断りではない。が、この空間を楽しむには混雑時の斜め立ちなど、最低限のマナーは欠かせない。メニューは酒、ビール、もつ焼きのみ。ただ、それでも通いたいと思わせる人情と笑顔がこの店には溢れている。

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