タコベルだけで満足?今熱い本格派メキシカン料理店3選

『タコベル』の再上陸で、にわかに人気沸騰しているメキシコ料理。『タコベル』渋谷道玄坂店では30分以上の行列になることもあるという噂も。

並んで食べるより美味いメキシカンが都内にはまだまだあるんです。メキシカン食べたければこちらに行くのが得策!

1993年オープン。週末になるといまだ予約困難。ソフトタコスで3種のソースを楽しむエンチラーダス・トリコロール¥1,890

素材に合わせた極秘調合のソースが絶品!
『FONDA DE LA MADRUGADA』

メキシコ料理のおもしろさは、香辛料とスパイスにある。ことにチレ(唐辛子)は驚くほど多品種で、料理によって使い分けるそう。魚介料理に合うチポトレ、赤いソースならドライなチレ・デ・アルボル、ハラペーニョはフレッシュでオールマイティ、などなど。

そして、もうひとつ忘れてはいけないのが、ソース。ソフトタコスは3種の味が楽しめるが、料理人は自分のレシピを絶対に公開しない。本場ではオリジナルソースの味を競う大会も開かれるほど。この店も「30種以上のスパイス」以外の情報はシークレット。ここで、食べるしかないのだ。

ポージョ・アル・アヒージョ(若鶏の唐辛子風味)¥1,680

老舗店が伝え続けるメキシコ伝統食の妙味
『LA CASITA』

本場で修業を積んだシェフが1976年に起業した老舗メキシコ料理店。メキシコ料理の核となる約30種の唐辛子を現地から仕入れ、本国の味を伝道する。焼き加減、盛り付けなどは高い美意識を持つ日本人向けにアレンジ。「本国以上の美味しさ」とメキシコ人にも評されている。

オリジナルサルサソースで味付けしたタコスももちろん人気だが、「ベルドゥーラス エン エスカベチェ」というスペイン料理から派生したメキシコ版南蛮漬けなど、現地の味が楽しめる。

右.2本のチキンエンチラーダ・モレ¥1,470。とうもろこし粉の生地にチーズを巻き、数種の唐辛子やチョコレートをブレンドしたモレソースをかけて。ほのかな辛さと甘み、コクが奥深い味わい。左上.チリ レジェーノ¥800は、メキシコ版ピーマンの肉詰め。左下.ビーンディップ¥680。原料は2種の豆と塩、水、スパイスのみだが、豊かな風味が秀逸。

アットホームなメキシカン
『LA JOLLA』

ここ『ラ・ホイヤ』で一度でも食事をすれば、その多彩な味わいにメキシコ料理へのイメージは心地よく裏切られる。オーセンティックな料理はどれも滋味深く、優しい。料理はすべて添加物は使用せず、身体にすっと染み入る自然な味わい。野菜などの一部は、千葉の契約農園で店主自ら栽培に関わっている。

頻繁に親戚一同が集まり、みんなで食事やお茶をするメキシコの食卓の雰囲気を大事にしているアットホームな店。美味しいだけじゃなく、居心地がいい。

店名のラ・ホイヤとは、国境付近にある海辺の街のこと。かの地の人々を癒す美しいビーチのように、心の拠り所となるレストランへ、今日もまた帰りたくなるのだ。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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